おはようございます。

本日は、「インテリアにこだわる」というテーマで、書いていきたいと思います。

 

「インテリアにこだわる」

 

とはいっても、高額な家具や趣味のアイテムで、ガチガチに作り上げる部屋ではないということを、まずもってご理解ください。

 

「インテリアという環境の力を侮らない」=「無頓着にならず、こだわってね」

 

という思考ですね。

 

私は職業柄(作業療法士)、住環境に携わる機会が多いです。

対象者は主に、介護保険サービスのご利用者になりますので、ご利用者の住まい(在宅・施設)で、車いすや電動ベッドなどの福祉用具を含めた道具も取り扱います。

 

介護が必要な方々なため、歩いて移動できない方は「車いす」を使用し、ベッドから起き上がりが難しくなった方は、リモコン1つで、背もたれを上げ下げし、起き上がりがしやすくなるような、「身体機能」を補填する道具ばかりに目が行きがちです

 

もちろん、そのような視点は大切ではありますが、私たちの生活空間と同様に、馴染みのある好きなものに囲まれた空間や、観葉植物やお花などを置いた居心地の良い空間にように、小物1つとっても、私たちにポジティブな影響を与えてくれる「空間」を意識することが大切です。

 

「私達は、なぜオシャレなカフェに足を運ぶのでしょうか?」

「なぜ、オシャレなホテルや旅館を目指し、旅行するのでしょうか?」

 

SNSで拡散される画像や動画に釘付けになる、そんな私たちは「インテリア」や「空間」に魅了されているんですね。

 

少し例えのハードルが上がりすぎましたのでw、ご家庭でも出来るインテリアのポイントをご紹介いたします。

 

まず、「揃える」「整える」です。

 

皆さん、家の中に色んな貼紙をしていませんか?

 

「マグネットで冷蔵庫に張られた廃品回収日」

「画鋲で壁に刺されたシフト表や時間割」

 

その貼紙は、無造作にランダムに貼られていませんか?

 

サイズが同じであれば「整える」、異なれば紙の中央の線で「揃える」など工夫すると、見栄えが凄く変わります。

※不必要なものや、期限が切れているものは、即捨てるは大前提ですね。

 

次に、「対称性」「非対称性」を意識するです。

例えば、TVボードの上に置いてあるTVが、左右に偏っていれば、まず中央に寄せます。

そのTVボードの上や左右に、インテリア(植物や写真などの小物)があれば、左右対称に置いてみたり、法則性をもって非対称性に置いてみるような感じです。

※対称性の方が容易で、非対称性は難易度が高いですね。

 

玄関の棚や、シンク周りなどでも活用できる方法になります。

 

最後に、「配色」「照度」の選定です。

お部屋のメインカラーを決めて、引き立て色(サブカラー)を上手く併せてコーディネートしていきます。

※引き立て色は、メインカラーの反対色を用いるのが一般的ですが、一度、色相環などを見て合わせてみると良いですね。

 

また、照明もメインの照明と間接照明の明るさのバランスを調整し、生活しやすい空間を作る必要があります。

彩度(鮮やかさ)が高いと、交感神経が有意になり、落ち着かなかったり、無意識に疲弊したりするので注意しましょう。

 

以上のように、私たちが何気なく暮らしている「住環境」に着目すると、様々な要因が重なり「空間」を構成していることがわかります。それを構成するものが「インテリア」です。

 

「私にはそんなセンスはない」

 

と言われる方がいますが、これセンスではありません。しっかりノウハウがあります。

※インテリアコーディネーターやカラーコーディネーターなどの資格があるように。

 

「住環境」は四六時中、私たちに影響を与えるものです。

 

この「インテリア」に少しでも「こだわり」、自分にとって居心地の良い空間になれば、人生がより豊かなものに変わりますね。

 

その前に、まずは整理整頓ですw

 

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それでは、皆さん良い一日をー♪