おはようございます。
本日は、「アンガーマネジメントについて」書いていきたいと思います。
皆さん、「アンガーマネジメント」って聞いたことありますか?
日本でも、数年前より頻回に聞くようになった比較的、馴染みのある言葉だと思います。
「怒り=✕」ではなく、「怒りの感情と上手に付き合っていこう」というスタンスです。
怒りには様々な性質があるため、いくつか紹介していきたいと思います。
(一応、私も日本アンガーマネジメント協会の研修をいくつか受講しました)
①「連鎖」しやすい。
この性質は、水の流れと同じように、怒りは上から下に流れていきます。つまり「自分より下のポジションの人」または「身近な人」にイライラは連鎖しやすくなります。
②「伝染」しやすい。
皆さんご経験はないでしょうか?イライラしている人の近くにいて、その人の態度や言動によって、自分自身もイライラしてしまったこと、ありますよね? そうです。伝染しやすい性質があります。
③モチベーションupへ
「怒り=✕」ではない理由の一つでもありますようポジティブな側面もあります。悔しさや悲しみなどの一次感情からの派生からくる「怒り:二次感情」により、その後の成長に繋がることも多いかと思います。特にアスリート等が分かりやすい例ですね。
以上の性質を理解した上で、自分自身の「怒り」について理解を深めていく事も大切なことになります。
「怒り」の感情の裏側には、自分自身の価値観を主張するメッセージが存在します。それが…
「こうあるべき論」です。
「朝は御飯と味噌汁を食べるべき」「時間には遅れないべき」「宿題は前日に終わられるべき」
など、人には自分の価値観を象徴する「こうあるべき論」が存在します。
(ちなみに、私は「時間」に関してのべき論が強く、自分自身をコントロールするため、日々意識していますw)
その「べき論」を崩せではなく、「許容範囲」を広げる柔軟性を持つことが大切になります。
例えば、「集合時間には、遅れるべきではない」という思考を「5分くらいは待ってみよう」と広げます。
広げた結果、この5分が有意義な5分になれば、ストレスはかからないため、隙間時間に調べ物をしたり、LINEの返信、またブログのチェックなどに活用するよう意識しています。
(当初は、遅れる人が「1,000,00,000%悪い」とだけ思っていましたw)
職場内でのルールや家庭内での役割分担など、様々なコミュニティに属せば、そこのしきたりや、属する様々な人たちの価値観に触れる機会は多いです。そんな多様な人たちと関わることが、自分自身の「べき論」を溶かし、柔軟な思考に生まれ変わり、人間関係から生じる「怒り」と上手に付き合うことに繋がるのではと考えます。
意識している時はできますが、無意識下や反射的にコントロールが難しい場面は多いですが、今回のように文章化することで、私自身、自分への戒めとして、改める機会となりました。
「怒りの負の連鎖」を断ち切り、やりたいことが楽しくできる人生になればと思います。
それでは、皆さん良い一日をー♪