修理代が高すぎる。

レンズ通信不良で提出したもののNikonから出された見積もりは落下修理。マウントが歪んでいたらしく、レンズとの連携ができなかったのはこれが原因と知れました。他にも色々と壊れているらしいです。

 

 

ちょっと保留にさせてもらい、ひとまず直近の撮影について考えました。

どうやら数年前にベトナム人が踏切に突入させた車と衝突して事故廃車となったE531系先頭車を補うために10号車を差し出して以来ニートレインになっていたK409編成の郡山入場が配給輸送扱いで設定されるらしい。細かい事情まではわかりませんが、その配給は通常の郡山入場と同様の水戸線経由のためEF81が久々に水戸線に入るとの事です。天気さえ良ければ水戸線と東北本線でVが狙えそうだと多くの鉄から関心が寄せられました。E531系の配給自体は秋田〜勝田で何度も実施されていますが、水戸線・宇都宮線で撮れるのは二度とないでしょう。

 

私の周りの撮り鉄はCanonユーザーとNikonユーザーと半々ぐらいですが、Nikonユーザーの方が揃いも揃って行く宣言していたので都合よく当日ボディを貸してくれそうな人は中々見当たりませんでした。

持っているコネクションをフル活用してなんとか前日に仕入れたのはD5600。正直ボディは何でもよくて、あとは単写力でゴリ押すつもりでいたので高画素機を借りられたのは有り難かったです。

 

翌日の撮影で使うので朝には返却するという約束で機材を預かり、前日に行く宣言したみやくりカーで午前4時前に出発。真岡でゆうやを拾って3人で水戸線は新治〜下館の協和跨線橋下に到着しました。水戸線の撮影自体は初めてですが、数年前に西金ホキの迂回配給で撮影地事情は結構わかっていたので最も光線の良い所を選びました。

 

事前に確認していた現地の情報では陸橋にかなり近い所に場所取りが設置されており、これじゃ中パンか無駄望遠になるのではないかと心配していました。架線柱との位置関係は正直現地で見ないとわからないので場所取りの位置が正しいのかもしれないと思って立ってみるとやっぱり無駄望遠。100mmぐらいで構えて個人的な理想のポジションに立ってみると、結構な前進になりました。既に先客が3人ぐらい居たのでこの辺が良いですねーなんて話しながら場所取りをした人達を待ちます。

やがて本格的に明るくなってくると続々と鉄が到着し、場所取り設置者のお仲間も現れました。やはり彼等も前進したい旨の意見を持っていたので設置者に確認して総員前進の方針が決定。編成写真家の皆様は135mm程度の適正ラインに雛壇を組み、サイド気味に撮りたい我々はその右側にポジショニング。皆さんご存知の某有名撮り鉄もやってきて、彼に倣って立ち位置を更に微調整すると最初の場所取り位置から50mも友部寄りに50人規模の雛壇が組み上がりました。概ね農道から田んぼの畦にかけてのポジショニングですが、場所取りの際に地主様からお墨付きを頂いたらしく警察が来て排除されるなどは起きず。

 

この場所の難しいところは奥に小屋があり、そこから生えている電柱がアンキラとなっている点です。電柱が画角に入らないためにはあまりサイドに行きすぎない事が求められ、予め場所取り担当に連絡していない限り遅れて来ると結構な痛手になります。ピン電を何本か撮影して感覚を掴み、モノはだいたい6スパンぐらいだろうと判断。意外とサイド行けんじゃね?って感じで、後発組も思い思いに構えて最終的には100人近く集まりました。相当な大激パでしたが見知った面々ばかりで至って平和に時が流れ、福原からのチキチキ追っかけレーシングや夜勤からのエクストリーム退勤してきた数名を加えていざ本番。

私はと言えばファインダーを覗いたり動画を回したりする余裕もあったため気兼ねなく単写に賭ける事ができました。105mm(APS-Cで70-200mmを使う時のワイド端)では後ろパンタが架線柱から抜けた瞬間の僅かなタイミングがシャッターチャンスとなるギリギリの戦い。モノが見えたら全神経を右手に集中させました。

 

 

優勝ッ!


ゆっくり撤収しながら2発目のショバを検討。午後の栃木県は部分的に曇る予報ですが、具体的には宝積寺界隈の編成撮影地は無駄晴れでカマス界隈の風景撮影地(?)は曇るという最悪の予想。黒磯以北は軒並み曇りで安積永盛のエロ光も期待できまいと深追いは諦めることにしました。

ケツ撃ちメインで撮りたいものの天気と鬼草でどこも微妙すぎて迷走し、結局ウジカマまで北上して陸橋からのケツ撃ちという面白みもクソもない構図で撮りました。

 

 

この後は運転手の体力も考慮して離脱。家でおやつを食べながら写真の編集して優勝タイムに浸っていると、ドン曇りなはずの安積永盛から優勝報告が上がってビックリ仰天。

 

べっ別に651廃回で撮れてるから悔しくはない、ぞっ…(涙目)


その安積永盛まで追っかけて栃木まで帰ってくる弟子を迎えに行き、本人がバイトで撮れない土日に使わせてもらえるD7500を借り受けました。

こんな調子で色んな機種に触れてカメラのお勉強をする期間が続きます。