夏祭りを撮って一度通学拠点の相模原に戻って2日、また栃木にやってきました。前回撮り損じた様々なカットを撮るべくDL大樹の会津若松試運転へ2度目の参戦です。
前日に鹿沼で降りてレンタ屋へ、今回はアクアのハイブリッド車に乗ります。暇なのでスズメの快活でマルヨし、夜が明ける頃にノソノソ出庫。曇り予報だったのがどんどん格上げされてバリ晴れになってしまい、どこで撮ろうか悩んだ末に未履修だった倉ヶ崎東側の俯瞰を目指して富士山(427m)にアタック。倉ヶ崎の定番を走る列車を男体山バックに撮れるため、太陽高度が低く余計な雲も沸いていない早朝なら条件が良かろう!と考えての選択です。登山道を歩いてピークの少し奥に男体山を眺望できる抜けを発見、編成は意外と抜きにくく電柱と電柱の隙間が切り位置になりました。焦点距離は170mmぐらいです。
原色だったらな…
東武の車両が乗り入れる田島まではATS-Snですが田島以北はATS-Psが使われており、Psに対応していない1099号機が非電化を走る事はできないらしいです。悲しい。
爆速で下山し、野岩鉄道区間へ。川治の定番の近くで水鏡をしましたが、交換電の方が緑バックに目立ってVでした。モノを目立たせるなら対岸の立ち位置が良かった。
いそいそと撤収して車に戻って会津西街道を安全運転で北上。中三依の停車で追いつきますが特に良いアングルが思いつかず男鹿高原へ。
ケツ撃ちがVな雰囲気の駅です。面横に架線柱があるのは影を対策した結果。
北へ行くほど雲が多い予報なのに栃木はずっと晴れており、県境を越えてもあまり傾向は変わらず。あまり曇る気配がなかったので、線路東側からいい感じに撮れる所がないか探しながら走り、結局荒海の定番インカに行きました。鉄の数はそこそこ、ここまで来てようやく鉄が複数人いるショバです。
なんだかんだ雲も沸いて来ており、直前に日が差して空爆発は回避。
復路のショバを偵察した後、始発のリバティに乗って来た弟子を田島で拾っていよいよ非電化へ。まずは森バックの編成撮影地に行きましたがポジショニングを大幅にミスってBOSE。ピン電が欲しかったです。
すぐに撤収して更に北上。湯之上界隈の定番エリアはすっ飛ばして芦ノ牧温泉の南へ。Googleマップでロケハンしていたら並行する道路(バスも通ってるらしい)から津久田みたいなカッコいい鉄橋を見上げるアングルを見つけたのですが、現場に着いてみると意外とフレーミングが難しく立ち位置を迷走しまくり、納得いく画角は作れないままモノがやって来ました。
最善を尽くしたつもりですが広角すぎるのか見上げすぎるのか曇りのせいか、苦労した割にはそこまでVではない仕上がり。不完全燃焼なので裏道を爆走してもう1発やりました。
ヤケクソなのが見え見えな構図。車を止めた時点で近くの踏切が鳴ってたし立ち位置を検討している暇がありませんでした。そんなこんなで往路は満足いくものが撮れないまま終了です。
この後は適当に昼を食べたりアングルを整地したりして復路に備えました。1発目は一ノ堰の別アングルで撮り、門田の3分停で抜いて2発目に滑り込み。
これも微妙。今度はサイドすぎたし目線も上げすぎた。架線下蒸機ばかり撮っているせいで単線非電化に弱い体になってしまいました。
しかしいちいち悔やんでいる暇はなく、第三橋梁のリベンジへ向かいます。バカ停がない割にスジが寝ているおかげで余裕で着けました。
ケツがギリギリ入らない。どうせなら橋の真ん中辺りを切り位置にした方が良かったのでしょうか?レンズも広角か標準かで迷って標準にしましたが、これも正解かどうかは微妙。作例に忠実な写真になりました。
この先も割と間に合いそうなので新快速になって養鱒公園の鉄橋へ。小さな滝が何段も続いており独特の景観を持つアングルです。雲の隙間から日差しがありました。
これもひたすら作例に忠実な写真ですね。下見も何もないから仕方ないと言えばそれまで。今回は非電化で7発撮る事ができました。
田島以南は山王川にかかる眼鏡橋から。対向車線が工事中でしたが撮影には問題なし。
野岩は林道に分け入ってトンネル構図。ここも工事で色々生えていたので、構造物が入らないようにフレーミング。
これはまあまあ良い。13発目にしてようやく手応えを掴みました。この日は橋梁メインの撮影になりましたね。編成カットはガタガタで前回を上回るものは撮れず、風景写真も自分なりの最適化があまりできず課題を多く残しました。本運転を良い時期にやってくれる事を望むばかりですね。
この後は真っ直ぐ倉ヶ崎まで南下し、14発で打ち止め。弟子がシモイマから特急に乗りたいというので急いで向かい、駅前で解散。ギリギリで乗れたらしいスペーシアを吉沢で見送って機材を実家に下ろし、鹿沼で車を返して日光線に滑り込みで間に合いました。宇都宮からはラッシュアワーに揉まれて22時過ぎに着いた登戸の日高屋で生き返りました。