「『長浜系』って言うけどさ、俺が九州住んでた時に
長浜で食べたラーメンはちょっと違ったんだよね」

いつかこんな意味の無い自慢をする為に、
蛇行運転をする珍走団に途中まで先導されて行ってきました。
福岡都市高速を使ったら、一時間かからなかった。


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「元祖ラーメン長浜家」

元祖を名乗る長浜ラーメンの店は2種類あって、
本家である「長浜屋(ナガハマヤ)」と、
長浜屋の元従業員が始めた「長浜家(ナガハマケ)」がある。
2010年4月24日現在、長浜屋は改装中の為、休業中。
どちらも味は似たようなものらしいので、とりあえず長浜家に行ってきた。


入り口で食券を買い、店内に入る。
そこは完全に異空間。深夜2時に何だこの活気は。
大きな赤いテーブルがいくつかあり、周囲に椅子が置いてある。
一つのテーブルに大体10人くらい座る。
カウンター席などは無く、完全相席。つっても対面の人は遠いけど。
テーブルには大量の湯飲みと、お茶の入った巨大なヤカン。
小さなヤカンはラーメンのたれ。
プラの容器にてんこ盛りの紅しょうがには割り箸が突き刺さっている。
それと、プラのケースに詰めただけで、ぶっきらぼうに置かれたゴマ。
まさしく大衆食堂と言うに相応しい。
新しいせいか店内がちょっと綺麗過ぎるけど。

食券をどうすればいいのか分からず、手に持って席に着くと
程なくして「ナマ?カタ?」と聞かれる。
この時間帯は常連しか来ないのか?日本語でお願いします。
それでも俺は強がって、「カタで!」と答えてしまった。
別に硬いの好きじゃないのに。
あとから来た人は「ナマベタ」とか訳の分からないこと言っていた。
きっとこれは二郎で言うところの「コール」だ。
常連客に少し負けた気がした。


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ラーメン(400円)
トッピングはネギと肉のみ!
肉はよく煮込まれており、シンプルな塩味。

とんこつラーメンは出てくるのが早い。
2分くらいしか待ってない。
どんぶり持ってとりあえずスープを一口。
これは!!
カップラーメンで食った「長浜屋」のスープにかなり近いぞ!
あのカップラーメンの再現度は凄かったのだと思いながら麺をすすった。


そして替玉。
替玉をする時は叫ばなくてはならないみたいなので、周囲に倣って叫ぶ。
「すみません!替玉フツウで!!」


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替玉(100円)
事前に購入しておいた替玉の食券と引き換えに、
お兄さんがどんぶりに麺をブチ込んでくれる。
さっきはなんとなく薄く感じたので、
小さいヤカンに入っているラーメンのたれをちょっと入れる。
そして麺をすすると・・・異世界が広がっていた。
麺の食感で「シコシコしている」とか言うじゃん。
今までは何がシコシコなのか食っても全然分からなかった。

でもシコシコとしか表現できないものがこの世の中には存在するんだよ。
小麦で出来た柔らかいキクラゲとでも言えばいいのかな?
口の中でシコシコシコシコする。こんなに細麺なのに!!

そしてラーメンのたれを入れたことにより、スープは大化け。
味の輪郭がハッキリして、いつまでも飲んでいたくなる。
臭みやくどさは無く、非常にスッキリした豚骨スープ。
若干透き通った感じすら覚える。しかし豚骨の旨味はちゃんとある。
白濁した真っ白なスープだけがとんこつなんじゃない。
スープがサラっとしていたらアッサリとんこつなのではない。

元祖長浜ラーメンにトンコツの新境地を見出した。
死ぬまでに食っておいた方がいいものリストに入りました。

給料入った。
でも初任給の実感が全く無い。バイト代みたいな感じ。
だがバイトにしては楽し過ぎてる。
一日座って研修受けて、フレンチのコース食って
夜はしこたま飲まされて、工場に配属になったと思ったら
あっと言う間に仕事が終わる。
超楽。あとはバイクさえあれば言うこと無い。


今のところ、一日の楽しみは会社の飯だ。
社食がアホほど美味くて食うたび笑える。
特に味噌汁が美味すぎる。なにあれ。クスリでも入ってんの?
学食もこのくらい美味ければ毎日食ったのに!
ふりかけ盛り放題の白飯食い放題なので、
毎日気持ち悪くなるまで食ってる。
昨日はカレーだったので、メガ盛りにしてやった。
おばちゃんが笑いながらカレーかけてくれた。
今はシフトだから交代勤務手当が入るので実質タダみたいなもん。

こんなに楽なのは今だけなんだろうな。
本社勤務になったら超大変みたいなことチラっと聞いた。
明日は休み。
とんこつラーメンを浴びに行ってこよう。

最初に断っておく。
ブランデーでかなり泥酔しているので、許して欲しい。

俺の周りには、常にある人が傍にいる。
目が細くて面長でタラコ唇で俺様な人だ。
そいつは決まって俺がその環境に慣れた頃にやってくる。

最初の出会いは某放送局。
その人は若くして記者をまとめるデスクをやっていた。
記者時代、ある有名な事件に突っ込み過ぎて、訴訟を抱えていた。
ぶっきらぼうだが、たまに見せる優しさや気遣いがあり、
俺は嫌いじゃなかった。

次に出会ったのはガソスタのバイト。
そいつは客でやってきた。(もちろん別の人ね)
最初は偉そうな従業員だと思っていたが、
いつの間にか社長になっていた。
かなり無愛想な人だったが、某放送局のデスクを彷彿とさせ、
懐かしい思いに浸ったものだった。

そして今回も現れた。
全く同じタイプの人だ。
こちとらバイトじゃないので、もう懐かしんでばかりいられない。
またか!と思ったが、こちらには対処策がいくつもある。
かかってこいや!


何が言いたいのかというと、バイトはいつか役に立つってこと。
20時間放送局に常駐したことも、12時間ボタンを押し続けたことも
元気良くいらっしゃいませー!と叫んだことも
決して無駄ではなかったということだ。
今のところな。

今朝、更衣室でファーストガンダムのタイトルで流れる
チャララーンってのが流れた。誰かの着メロ。
咄嗟に、「ガンダム、大地に立つ!」と叫ぼうとしたが、
タイミングを外し、叫ぶことができなかった。
まだまだ修行が足りない。

あと、ジオングのジッポ持ってる人も見つけた。
座学の最中だったので、何も言えなかったが、
今度見かけたら「足は付いていない・・・」とでも言ってみよう。


最後の単位ガンダムはまだ生かすことができていないが、
準備は整った。次こそ突っ込んでやる!
見知らぬ土地での運転のお供にレーダーを買いました。
セルスターのVA-105E。近所のホームセンターで9998円だった。
決め手は価格もそうだが、データ更新が無料であったこと。
「データ更新1回無料券入り」とかチャチなサービスじゃない。
HP上で年に6回更新されるデータをSDにダウンロードして楽々データ更新。

コムテックはこれまでも無料だったけど、対象機種が高かった。
ユピテルどうすんの?遅れちゃってるよ?
あと、マルハマが安いけど、倒産したから買うなよ。

新しいお供を車に積んだところで、少し足を伸ばして行ってきました。
麻生市・・・じゃなくて飯塚市にある「麺屋 千寿」
車で20分ちょっと。米沢から福島にメシ食いに行くより若干近い感じ。
飯塚は凄く綺麗な町。麻生グループがいっぱい税金払ってるのか、
町のあらゆるものが綺麗だった。豊田市を彷彿とさせる。




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ここら辺のラーメン屋さんには必ずと言っていいほど
餃子と焼き飯(チャーハン)があります。
ここ、千寿は焼き飯も美味い!と評判だったので食ってみた。

焼き飯(小)350円
シャキシャキした玉ねぎの食感がイイ。でもちょっとコゲ臭い。
確かに美味い。だが、俺は替玉した方が楽しめると思う。


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ラーメン(500円)
器が一蘭に似てる気がする。
スープはあっさりとした豚骨。何か白味噌っぽい味がするけど、
見た目に騙されてるんだと信じたい。
トッピングは青ネギ、チャーシュー2枚のみ。
麺はゴワゴワしたやつじゃなくてツルツル系。

あれ?もしかしてゴワゴワとツルツルの違いって
茹で時間の違いなのか?
いや、しかし黄色みがかってる麺もあるし、
かんすいも関与してると思うんだけど・・・よくわからんな。

とにかく美味かった。アッサリしてたり、コッテリしてたり
一口に豚骨と言っても奥が深いね。

会社のおばちゃんからハンカチタオル貰った。
俺が好きなもののキーワードは「水玉」、「しましま」、「緑色」
なんとその2つを網羅したアイテムをいただいた。


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工場では手を洗う機会が多いのだが、
みんなタオルやハンカチを持ってる。
俺が自然乾燥に身を任せているのを見たのか、
「ハイ、これあげる」と一枚のハンカチをくれた。

しましまと水玉は共存できないので、実質パーフェクト。
あまりの嬉しさに超興奮してしまった。
「ええええっ?!いいんですか?!俺、緑と水玉が大好きで
たまらないんですよ!!今日も緑のTシャツと緑の靴下だし!!
ありがとうございます!!大切にします!!!」
と叫んでしまった。

事前にリサーチされてたのか?!俺狙われてる?
でも、誰にも言ってないよ?


更に物凄い偶然に、彼女も同じものを持っていた。
俺と同様に人からプレゼントされたものらしい。

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なんだこの偶然。怖いよ。

今回のラーメン屋選びは失敗した。完全に俺の負けだ。


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「筑豊ラーメン ばさらか」
山小屋と同じ会社がチェーン展開してるラーメン屋の屋台バージョン。
徒歩2分くらいのところに毎夜屋台を構えている。水曜日はお休み。
食ったのは田舎ラーメン(750円)
多分、普通のラーメンに煮卵乗っただけ。煮卵食いたかった。

今回のラーメンが何故失敗だったかご説明しよう。
今日は金曜日。明日は休みと浮かれていた。
宙のまにまにが面白くていい気分に拍車をかける。
そして今夜は寒い。
ラーメン屋が開くの待ってたから、すっげぇ腹減ってた。
さらにこの屋台のシチュエーション。

肌寒い夜に腹を空かせて食う屋台のラーメンが
不味い訳ないだろ!バカヤロウ!!

うまかった!超うまかった!
何が何だかわかんないくらいうまかった!!!
ニンニク入れたら昇天するかと思ったわ!殺す気か!

今夜はいい夢見れそうです。

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元バイト先のセルフと同じ洗車機だ!!


実は車に乗り始めて6年になるが、
お金を払って洗車をするのは生まれて初めてだったりする。
ちょっとドキドキ。
筑豊の地に住み始めて半月。
少しだけ分かったことがある。

ここは本当に変わった風貌をしている人が多い町だ。
愛知で生まれ、東北で7年暮らし、いろんな土地に行ったが、
同じ時代とは思えない。
恐らく成人になったらモミアゲ切り落としてアイパーをかける
儀式でもあるんだろう。みんな綺麗な髪型をしている。
あの髪型はどこの床屋でやってくれるんだろう?
きっと人気のアイパー屋があるに違いない。

それと、ギャル男が一人もいない。
中高生のヤンキーはみんな一昔前のスタイル。
といっても短ランボンタンではなく、90年代後半に増えた
いわゆる「だらしない系」のヤンキー。
きっと数年前までは絶滅してしまった
短ランボンタンの硬派なヤンキーも見られたのかもしれない。

少し貶してしまったが、いい所もいっぱいだ。
まず、以前にも言ったが、接客業のサービスが異常に良い。
地元民に聞いたところ、やはり文句言う客が多いかららしい。

それと、筑豊は車のマナーがめちゃくちゃ良い。
日本全国津々浦々を車やバイクで走ってきたが、
法定速度の遵守率とゆずりあい精神は全国トップだと思う。
ここまで車のマナーがいい町は見たことない。
つい飛ばしてしまう自分が恥ずかしい。

「筑豊ナンバーは運転が荒い」とか言われているが、あれはごくごく一部。
愛知とか秋田のがよっぽどクソ野郎が多い。
確かに夜の国道を走っていると、180キロでくらいで
ぶっ飛ばしていく本職の方々もいるが、そんなのほんの少し。
一晩に2、3台見かけるくらい。後ろが光ったと思ったら一瞬で見えなくなる。
普通の車はゆっくりと安全にゆずりあって走っています。
煽られたり絡まれたりすることなんて一切無い。

きっと多分ヘタに絡むとリアルヤクザが出てくるからだろうね。
みんなベンツやセンチュリーに乗ってるとは限らないし。
・・・あれ?もしかしてみんなヤクザに怯えて暮らしてるの?


あと、ここは麻生帝国。何もかも麻生、ASO、アソウ。
麻生グループ無くなったら筑豊住民の半数が死ぬ。
でも半分は生き残る。生活保護で。

本当に面白い土地に来たと思う。
今は独りぼっちだけど、もっといろんな人と話したい。
いろんな人と仲良くなりたい。
きっと長くはいられないだろうから。


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ラーメン屋とは別に、探していたもう一つの楽しみ。酒屋。
会社の酒好きな人に「ディスカウントショップばかりで何も無いよ」と言われ、
ガックリしていたのだが、偶然発見。

徒歩2分の超近所にジャスが流れる洒落た酒屋があった。
と、言うか、よくよく見たら家から見えてた。

酒なら大五郎で事足りてしまいそうな土地柄に
よくもまぁこんな店開いたよ。
しかも、定価売りの優良酒屋。
いいとこ見つけられて本当に良かった。

変り種の梅酒がいろいろ並べられていたが、そんなのはどうでもいい。
九州と言ったら芋だろう。
俺はラーメンと芋焼酎の為だけにここへ来たんだ!

芋は種類こそ少なかったが、見たことない銘柄ばかりだった。
宝山シリーズくらいしか分からんかったよ。
そして、何故か西酒造の酒はほぼ全て置いてあった。

日本酒のラインナップは主に東北。
今更、一ノ蔵とか日高見とか出羽桜とか久保田とか言われても・・・ねぇ?
そのうち飲みたくなるかもしれないけど、今はいいや。


手軽にいい酒を買えるようになって本当に嬉しい。
とりあえず毎日飲んでた黒伊佐錦の紙パックからは開放されそうだ。
いや、黒伊佐錦も大好きなんだけどね。
特に紙パックのやつはステップワゴンで行った九州旅行の思い出もあるし。


・・・いかん、天使の誘惑超美味いぞ。フンパツした甲斐があった。