Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
ゼロ「0」で割る計算についてです。
ゼロ「0」については
これまでも様々な形でご紹介してきました。
その使用方法としては・・・
① アラビア数字で位どりのときの
「空き」スペース記号
② 数字としてのゼロ「0」
「モノがないこと」の意味
③ モノを測るときの基準
「何かの基準」としての役割
がありましたね。
ゼロ「0」を四則演算に使うときには、
このうちの②数字としてゼロ「0」を扱うのですが、
数字としてのゼロ「0」は、
「モノがないこと」ことを表わしているのですが、
これは、
個体が存在しないことを意味しています。
ですから、
0 × 1 = 0
ないものにどんな数字をかけても
答えは0になります。
0 ÷ 1 = 0
ないものをどんな数字で割っても
答えは0になります。
と、ここまでは理解できると思います。
では、
1 ÷ 0
ではどうでしょう?
割る数がゼロ「0」の場合、
答えは「意味がない」になります。
例えば、
0を割る場合、
0 ÷ 1 = 0
として逆算してみると
0 × 1 = 0
となり、
式に矛盾はありませんね。
では、
0で割る場合、
1 ÷ 0 = A
として逆算すると
A × 0 = 1
と、
ゼロ「0」のかけ算の答えが1になり、
式に矛盾が生じます。
数学という学問は矛盾があっては成立しませんから、
ゼロ「0」で割る計算は「無意味である」ことになります。
表計算ソフトのEXCELを使っていても、
ゼロ「0」で割る計算を試みると、
数式エラー「#DIV/0!」がでますね。
「ゼロでは割り算できない」
というエラー内容です。
ゼロは便利だけれど、
とても影響力の大きい数字でもあるようですね。
