Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
再び光は粒子!?です。
光は、電磁波の一種で、
その正体が明らかになるまでには、
長い時間がかかったことをお話ししました。
17世紀にニュートンが
著書:光学のなかで、
「光は粒子である」という説を発表します。
その同じ時代に、
今度はオランダの物理学者:ホイヘンスが登場して、
「光は波動である」という説を唱えました。
そして、
19世紀に英国の物理学者:マクスウェルが、
電磁波理論を完成させます。
また、
20世紀になってアインシュタインの登場で、
ニュートンの「光=粒子」学説が再び脚光を浴びます。
アインシュタインが再び、
粒子学説を採用した背景には、
「光電効果」の発見がありました。
光電効果とは、
光が物質に当たって電子が飛び出す現象を言います。
この現象が発見されたことによって、
光はエネルギーの一種であるということが
証明されていました。
アインシュタインは、
この光のエネルギーが
質量の最小単位である量子の集まりであると定義しました。
光を粒の集まりと定義した点では、
ニュートンと同じ発想ですが、
「光電効果」は、
パソコンやスマホなどの電子機器や、
家電製品に応用されていて、
わたしたちの便利な生活を支えてくれています。
さて、
もう一方の「波動説」は、
ここであえなく消えてしまったの???
という疑問を持たれた方も
いらっしゃるのではないでしょうか?
粒子説と唱えるニュートンは、
波動説を提唱する同じ英国の物理学者:フックと
対立し、お互いの学説について激しく反論しあいました。
では、
この2つの相対する学説は、
どのように議論され、
また、
光の正体に近づいて行ったのでしょう?
さらにお話は続きます。
また明日!
