Webであなたの夢が叶う!のHirokoです。
Webで数学、
今回はゼロ「0」の使い方です。
私たちが普段使うアラビア数字は、
1 2 3 4 5 6 7 8 9
の9個の数字から構成されていますね。
アラビア数字は
漢数字 (一 二 三 四 五 六 七 八 九 十 ・・・)
ローマ数字(Ⅰ Ⅱ Ⅲ Ⅳ Ⅴ Ⅵ Ⅶ Ⅷ Ⅸ Ⅹ Ⅺ ・・・)
よりも計算に適しているので算用数字とも言われています。
算用数字の特徴は、
漢数字やローマ数字と違って、
「位どり」の概念があること。
その位どりに重要な役割をするのが
ゼロ「0」です。
ゼロ「0」の概念は、
紀元前400年ごろのメソポタミアにありました。
しかし、
6世紀ごろのインドで今のような使い方が発明され、
アラビア数字にゼロ「0」の概念が取り入れられたのは、
アラビアがインドを征服した8世紀ごろだと
言われています。
ゼロ「0」の使用方法については、
① アラビア数字で位どりのときの
「空き」スペース記号
② 数字としてのゼロ「0」
「モノがないこと」の意味
③ モノを測るときの基準
「何かの基準」としての役割
がありましたね。
今回はそのうちの
①位どりの「空き」スペース記号
を使って、
次の問題を解いてみてください。
問題:
3桁の数字100~999までを書くとき、
ゼロ「0」は全部で何個必要でしょうか?
答え:
まず、
3桁の数字100~999の個数を考えてみましょう!
100
101
102
103
104
105
・
・
・
996
997
998
999
全部で900個あります。
そのうち、
一の位がゼロ「0」になるのは・・・
全個数の10分の1ですね。
すなわち・・・
一の位:90個
つぎに
十の位がゼロ「0」になるのは・・・
これも一の位と同様、
全個数の10分の1です。
十の位:90個
では、
百の位はどうでしょう?
そうです。
百の位がゼロ「0」になることはありませんので・・・
百の位:0個
となり、
90個 + 90個 = 180個
になります。
やっぱりゼロ「0」は、
私たちの生活になくてはならない
ありがたい存在ですね。
ゼロ「0」に感謝!
