みなさん。おはようございます。
夢を叶える Dream Catcher の Hiroko です。
寒さが和らぐという予報の日は、気持ちも軽くなりますね。
マフラー、手袋など防寒対策をして暖かくしてお出かけください。
昨日は、所属する茶道研究会の初釜でした。
会場は、大学校内にある山口誓子記念館のお茶室でした。
数寄屋造りの建物は、とても静かで落ち着いた佇まい、
六甲の山から大阪湾を一望できる景色が綺麗なところでした。
この記念館は、平成6年に没した山口誓子の居宅で、もともとは西宮市苦楽園にあったもの。
19年前の阪神淡路大震災で倒壊した誓子邸の母屋を復元移設したものといいます。
初釜は、新しい年を祝いお正月にはじめてかける釜のことで、 初寄り・点初め・お稽古はじめとも言います。
お茶席の準備、お席入り、お濃茶、お薄茶と厳かな中にも暖かい雰囲気の中、済々と行われました。
茶道の精神は、禅宗の考え方に基づいていて、鎌倉時代、日本全国に禅宗が広まるのとともに茶道も全国的に広まったとされています。
そして、室町時代の華やかな東山文化のもと、茶の湯が成立。
その後、安土・桃山時代に千利休が侘茶を完成させたものが、現在の茶道の原形となったそうです。
日本の伝統文化である茶道も、型を「守る」ところから修行が始まります。
基本に忠実に、ひとつひとつ丁寧に、今年もお稽古を続けていきます。
繋がるご縁に感謝して、懸命に生きていきましょうね。

今日もすてきな1日を!