みなさん。おはようございます。
日の出の時刻がだんだんと遅くなってきて、
私が起きる頃は、まだ夜明け前の静寂が続いています。
グレン・グールドというピアニストをご存知でしょうか。
カナダのピアニストで作曲家だった彼は、今からもう30年以上前に若くして他界しています。
彼は、活動の基盤をバッハにおいていました。
多くのピアニストが敬愛するショパンやリストに対して否定的であり、録音も少ないのに対して、
バッハ作品の録音は多く、デビュー作「ゴルトベルク変奏曲」の録音においては、
これまでのバッハ演奏とは異なる軽やかで躍動感あふれる演奏を、個性的な奏法により実現している。
私がグレン・グールドを知ったのは、中学生の頃でした。
当時、ラジオを聴きながら勉強をするのが日課になっていて、毎晩クラシック音楽を聴いていました。
その番組の中で、グレン・グールドが紹介されたのです。
中学生の私には、とても衝撃的な演奏で、ピアノを弾きながら歌う、独特のスタイルに、
すぐに惹かれてしまったのを覚えています。
そんな、グレン・グールドの演奏を久しぶりに聴く機会がありました。
映画「そして父になる」の中で、彼の演奏に再会しました。
久しぶりに聴いたのですが、すぐに、彼の演奏であることがわかり、懐かしさと、
当時の苦しかった思い出などが甦ってきました。
また昨日は、娘の楽器の調整で、中学高校時代にお世話になった楽器店へ行くことになり、
こちらでも昔話を楽しみました。
音楽つながりの不思議な再会、これも引き寄せでしょうか。
みなさんも「再会」を大切にしてみませんか。

今日もいいことありそう。