京都を代表する伝統工芸品のひとつに清水焼、そして日本全国にも様々な陶芸があります。
京都で陶芸をしている友人が個展を開いていて誘ってくれたので、せっかくの機会だからと・・・見にいってきました。
陶芸に触れるのは、小学生の時に社会見学で清水焼の窯元に行ったのが初めてで、その後中学3年生の時に石川県で、高校2年生の時に沖縄で体験しました。
でもその時とは違って、今回はなんとも言えない感動がありました。大げさかもしれないですが・・・。
目的があって食器を買うためにお皿やお茶碗、湯呑などを見に行き選ぶことは今までありました。その時は、工芸品としての作品という視点ではないので、すでにイメージしているものが頭の中にあって、それを探しに行っていました。
でも今回は作品として、芸術の一つとして見せてもらったからなのか、自分の頭の中でこの器だったらこんなお料理がいいかなぁ、こういうお店だと合うだろうなぁ…と勝手に色々想像し、また友人に説明してもらい、新しい発見やものすごく新鮮な気持ちになりました。
芸術ってこういうことなのかなと。
フラットな頭で、目で芸術に触れる大切さや楽しみはこういうところにあるのかなぁと思いました。
写真の花器もステキですが私が一番気に入った作品は…残念ながら写真にはおさめられませんでした。でも、ちゃんと頭に心に残っています。
