今年もあと1か月と10日ほどを残すのみとなったが、今年1年の目標の達成度はいかがだろうか。
長いスパンでの目標を定め、数か月や半年、1年といった短いスパンにマイルストーンを置き、その達成度を測るというのはよくあるやり方だ。
長短問わず、あるスパンでの振り返りは自分が目標にしていることについてどのように行動したか、うまくいったことやそうでないことを考えるのは良い習慣だと思う。
では、これまでの人生全体の振り返りをやっているだろうか。
過去の自分を振り返り、プラスマイナスそれぞれのインパクトを与えた事柄を、その時の感情の高低でプロットし、可視化する方法に「ライフラインチャート」というものがある。
僕はライフラインチャートを過去に数度描いたことがある。
とても印象的だったのは、単年の振り返りではわからない連続性が本当によくわかることだ。
チャートが上下に変動しているポイントを見ると、どんぞこ状態から右肩あがりにチャートが伸びたとき、その逆などでどんなことを体験しているのかが一目でわかる。
今年の振り返りの際に、この「自分史」を描いてみて、仲間と共有するなり、一人で洞察してみると、今後の生き方の方向性に必ずヒントをくれる。
僕も描くが、みなさんも是非取り組んでみてほしい。