グリッサンドとは「滑る」の意味で、
ピアノの場合、
爪の部分を鍵盤に当てて滑らせます。

一音一音を区切ることなく、
隙間なく滑らせるように、
鍵盤を低音から高音へ
または、高音から低音へ連続的に、
曲の拍の中に入れ込んで弾く技法です。



私は、古典的な作品で育ってきたので(^^;)
子どもの頃に、グリッサンドを使う曲を
弾いたことがありませんでした。
最近は、子どもの曲の中にも
割と この技法が出てくるので、
教えています。



ただ、グランドピアノの鍵盤は重いので、
子どもが指を当てて弾くと痛いです。


まずは、
手の甲側に手を返して(手の平を上に向けて)
「爪」を使って弾くようにすると
そんなに痛い思いはしないで弾けます。
(私は、音量を調整しやすくなるように
思えたので、爪ではなく
ゆびの第一関節の上あたりで
弾くことが多いですが‥

ちなみに黒鍵のグリッサンドは、
手の平を下に向けて
4本指で、ザーっと流したりします。)



そして、浅めの角度で軽く滑らせる‥
優しく撫でるように、
鍵盤を斜めに倒していくように
指を滑らせると
きれいな音が出ます。
(鍵盤に対して90度の角度で
正面衝突していったら、それは痛いです!)



そしてタイミングは
拍の中に入れ込むことが重要です。
拍に満たないで終わっても
拍から はみ出しても不自然になります。




先日、久しぶりに
左手のグリッサンドが出てきました。
何げなく弾いたら、あら、痛い。

右手はグリッサンドを使い慣れているので、
皮膚が鍛えられ‥
‥おむすび🍙を作るために
熱いご飯を握っても大丈夫な、
お母さんの手の平の感じ?!
に、なったのかもしれません。


上手に使える?右手を手本に
数回弾いたら慣れましたが、、、


子ども達は、最初
この左手以上に痛いんだろうな、
と思いました(>_<)




思い返せば‥
娘の曲に、初めて出てきたグリッサンド、
奏法を教えてから数日経った頃なのに
「痛い」と。

見ると、爪の下の皮が剥けていました、、、
皮膚が当たっていたのね、
でも、そのくらいで(ごめん!)
剥けちゃう?と


考えてみると‥
季節は、湿気が多い梅雨の6月。
鍵盤もサラサラッとは、していないです。
子どもの手は、
私と違って(^^;)甲側の指の皮膚も
柔らかく潤い✨たっぷり‥
そっか、くっ付く感じになる??(>_<)



とかく、湿気の多い日本では
西洋の楽器は
扱いにくい部分があると聞きますが。
(高校の時の古楽器演奏の授業で、
先生が
「弦は羊の腸でできているので、
湿度で長さが変わり、音程が変わっていくから
調整しながら演奏する。
湿気の多い日本では、扱いが大変」と、
お話していたのを覚えています)

ヨーロッパの乾燥してる地域で
グリッサンドを練習したら負傷しないのかなー‥なんて、思ったりして。



‥まぁ、娘のレッスンには
遠慮なく?スパルタ気味になる面も
否定できません‥(^^;)
もちろん絆創膏を貼らせて、
グリッサンドは少しお休み、でした。



鍵盤が軽い電子楽器では
大丈夫だと思いますが。
それ以来、アコースティックピアノでの
グリッサンド初心者の練習が
梅雨時期にあたらないように、と
個人的に気をつけています(^^;)

‥関係‥あるかな???








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