・大蛇に関する目撃談の仲には大海蛇、いわゆるシーサーペントの仲間に関してはネッシー的なものも含めて、たくさんあります。しかしそれとは別に現在確認されている従来種の蛇に酷似していながら巨大な種。俗に大蛇とかおろちと呼ばれる蛇について紹介します。

・この種の目撃談で最大なものはおそらくペルー北東部のアマゾンの密林で目撃されたものです。この大蛇は全長40m、胴回り2mに達するもので、この蛇が這って行った後、木々がなぎ倒され、トラックが通れるほどの道が出来ていたという。国営ラジオはこの蛇を何らかの土木機械の誤認では、と報道したが300人の人々がこの蛇が這った後の付近には重機械が進入できそうも無いことを確認しています。

・日本での大蛇の目撃談では四国の霊山・剣山に出没する大蛇が有名です。全長10m以上、太さ30cmほどのこの蛇は人とにらみ合って、人を金縛りにしたり、と言う目撃談もありますが、人を襲うことは無いようです。剣山の大蛇の目撃談について大木の見間違い。との説もありますが町会議員など、複数の名士による目撃談もあり一概に勘違いとはいえないように思われます。

・以下に画像、自前のものを紹介します。これも又、本に載っているのを写真で撮ったのであんまり画質よくないですが勘弁してください。一枚目は1990年、南アメリカ・マットグロッソの奥地で襲われた漁民たちの目撃談に基づくイラストです。マットグロッソとは世界最後の秘境として有名な巨大な大地があるところです。付近を絶壁に囲まれ、その上は未開のジャングルで覆われた台地が存在する所で、コナン・ドイルの「失われた世界」で太古の生物が跋扈する土地として描かれています。実際、マットグロッソの台地の外縁には世界最大の滝。東京タワーよりも高い滝エンゼル・フォールが存在します。体長が10m以上ある蛇がアマゾン支流で猟をしていた漁師を襲撃、仲間をぐるぐる巻きにしてあっと言う間に水中へ巻き込み、一呑みに。そして十分後、仲間たちがこの大蛇を倒し終わった時にはすでに仲間は手遅れだった。
直人日記-アナコンダ1990
・アマゾンで捕獲された大蛇。人と比べた時、どれだけでかいか良く判ると思います。人間なんて一呑みに出来そうです。
直人日記-捕獲されたアナコンダ
・コンゴ川流域で発見された大蛇の写真です。ざっと15mと推測されています。やはり大河で何十年も生きれば、蛇はどんどん巨大化するものでしょうか。
直人日記-コンゴの大蛇
・こちらもアマゾンで捕獲された大蛇です。これだけ太くなっているおなかにはどれだけでかい獲物が飲み込まれているのでしょうか。鹿とか場合によっては牛でしょうか。
直人日記-船上のアナコンダ
・先に述べた大海蛇はもちろん、モンゴルに生息するサンドワームと呼ばれる砂の中に住む大蛇の伝説も存在します。