僕はヒッピー

ラブ&ピースの気さくなやろうさ。

子供たちがサンタさんからのプレゼントを待ってるとき、僕は布一枚で暮らしてたんだ。

流行りのTシャツが手に入ったもんだから街の角で寒さに震えながら女の子からの誘いを待ったこともあったのさ。

よくよく考えたら夏に流行ったもんだった。ハハハ。

僕もおかしいと思ったよ。最近のファッションはクソだってね。

ピザだってビールだって二人前用意してたのに、結局僕は一人で寒い夜を過ごすハメになったんだ。

お腹が破裂するかと思ったよ。

この間、ヤンキーが絡んできたんだ

「よう兄ちゃん、金貸せよ」って。

だから僕はこう言ってやったのさ。

「僕の名前はピーター・パン。永遠の子供だ。だから兄ちゃんじゃない。見れば分かるだろ?」ってね。

そしたらそいつらが一発殴ってきてね、

「おい、ふざけた事言ったらもっかいぶつぞ。」

だからすかさず僕は

「君たち、さっきからズボンのチャックががら空きだ。そんなんじゃ一生女の子はできないよ。」

あいつらが自分の股間を見た瞬間に僕は得意の逃げ足で逃げてやったよ。

こんな手にひっかかるなんて正直ピーター・パンよりあいつらの方がよっぽど子供だね。

僕はヒッピー