おはようございます。清水けんいちです。
27日で63歳になりました。
メッセージを頂きました皆様に感謝御礼申し上げます。
「直木は先ず伐られ、甘井は先ず竭く」
材木にするには、まっすぐな木から伐り倒される。
井戸も、うまい水が出るものから飲みつくされる。
人間も同じではあるまいか。
会社の上司に、あいつは良く働くし気が利くと思われ
ると、便利屋みたいに、重宝がられて、使い捨てにさ
れる恐れがある。
また、抜きん出て頭角を現わしたりすると、何かの時に、
足を引っ張られやすい。
「荘子」は、それを違った生き方として「意怠」という
鳥を挙げている。
この鳥は、バタバタ羽ばたくだけで、これといって能力
がない。他の鳥に引きずられるように飛び立ち、尻を叩
かれるようにして、やっとねぐらに帰ってくる。
進むときも決して先頭に立たず、退く時もしんがりを務
めようとしない。餌をとる時も、決して先を争わないで
仲間外れにされることもないし、危害を加えられること
もない。
現代の様な競争社会を生き抜くには、こんな調子では、
少々、頼りないかも知れないが、平凡でも自分のペース
を守りながら生きる「意怠」の生き方には、捨てがたい
能力を感じますね。
それでは今日も1日笑顔で元気に頑張りましょう。
感謝合掌