皆さんこんにちは。
収入経路構築アドバイザーの清水です。

本日は「バブル」について解説していきたいと思います。
バブル景気という話はよく耳にすると思いますが、
実際に中身までしっかりと理解している人は少ないと思います。
今までのブログで「インフレ」「デフレ」「スタッグフレーション」
について解説してきましたが、この「バブル」も

経済活動の要因の結果に起こったことです。
バブル経済を理解することで、日本の歴史が分かりますので、
今回もぜひ、最後までお読みください。

そもそもバブルとは何か・・・
結論からお話をすると、

日本が過去イチ景気が良かった時代です。
厳密に言うと1986年〜1991年の5年間です。
なぜバブルが起こったかと言うと、日米の経済を理解するとわかりやすいです。



1980年代当時のアメリカは極度の貿易赤字を抱えており、
ドルの価格が非常に高く、モノの値段が高い状態にありました。
逆に当時に
日本は円安の影響で、

日本製品を安くアメリカを含めた世界に輸出することができました。
しかも日本製の商品は安い上に品質も良く、世界からの需要が高過ぎて、
モノを作ればどんどん売れる時代でしたので、まさに一人勝ち状態です


当然、日本製品はアメリカでも人気が高く、どんどん買われていきました。
しかし、日本製品が売れると言うことは、アメリカ国内の製品は売れませんので、
国内需要を日本に取られてしまっていたので、
アメリカ企業は低迷し、雇用も伸びておらず、
国内でかなり不満が出ている状態でした。

この状態をよく思わなかったアメリカ政府が対策に動きます。
先進国である、アメリカ、イギリス、フランス、ドイツ、日本
の先進国5カ国を集めて会議を開きました。
会議の内容を簡単に言ってしまうと

「アメリカの経済がドル高でヤバイ、なのでドル安にしたい」
簡単に言うとこのような要請でした。
この要請を先進国5カ国と交わしたのです。

これが

「ブラザ合意」といいます。
この「ブラザ合意」ですが、社会の授業で聞いたことありませんか?
この合意のせいで日本経済が悪くなってしまいます。



結論を言うと、この合意により、日本は円安になってしまいます。
この合意で今まで、1ドル240円だったのが、約1年で1ドル140円に
下がるほど大幅に円の価値が下がってしまいました。
どのような影響があったのかを簡潔に話すと、日本製品の価格が高くなりました。
今までは安くて品質が良かったので人気だった日本の商品ですが、
価格面でのメリットが出しづらくなってしまったんですね。

これにより、日本製品の需要が低下し、日本経済は停滞していきます。
なんとなく流れは伝わってますか?
ここまでが、日本経済と世界の流れになります。

そして、日本国内に目を向けてみたいと思いますが、
記事が長くなってしまいましたので、
この部分は次回のブログで書きたいと思います。

本日も最後までお読み頂き、ありがとうございました。