癖になる味って、どんな味? | 飲食店経営者のお役に立ちます! 清水肇

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3000店舗の飲食店を指導した日本一のフードコンサルタント宇井義行先生。その宇井先生が立ち上げた一般社団法人 日本フードアドバイザー協会の代表 清水肇です。私のブログでは、飲食店の方にお役立ち頂ける様な情報発信と日々の活動をお伝えしていきます。

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最近、飲食系の仕事が少ない‘フードコンサルタント’清水肇です。


今日のタイトルは、‘癖になる味って、どんな味?’です。


お待たせしました!

昨日のお話の続きをします。


癖になる味って、実は2種類あるんですよ。

一つは、よく病みつきになる味って表現するアレです。
これが癖になる味だと思っている方も多いと思うのですが、これはすごく美味しい味なんです。

ここでいう癖になる味はこれではないんです。

本当の癖になる味は、自分ではそこまで美味しいとは自覚していないのですが、なんとなくまた食べてしまう様な味なんです。

例えば昔からある、あの細長い容器に入った〇〇〇ヌードル。

最近のカップラーメンは、レベルが高くなっていますが、なんとなくこれを食べたくなってしまう時があります。


これまた昔からあるレトルトカレーの〇〇カレー。

これも同じですよね。


某ファミレスのハンバーグ。

私は初めて食べた時に、もう食べたくないとさえ思っていたのですが、誘われてしぶしぶ行くうちに、なんとなく受け入れてしまい、自ら食べに行くようになっていました。


あのカップラーメンより美味しいカップラーメンはたくさんあります。

あのレトルトカレーより美味しいカレーもたくさんあります。

ハンバーグの美味しいレストランだってたくさんあるんです。

でもこれらは売れてますよね?

だから、この世にあり続けるんです。


これが、癖になる味なんです。


癖になる味は、突出して美味しすぎては駄目なんです。


行列が出来る店の、こってこてのラーメンを、有名インド料理屋のスパイスの効いたカレーを、一流ホテルの和牛の肉汁溢れるハンバーグを、毎日のように食べたいですか?

本当に美味しい物って、たまに食べるからいいんですよ!

毎日食べると飽きるんです。


よく美人は3日で飽きるって言いますが、あれと一緒ですね(笑)


では、この癖になる味なんですがどうやって作るんでしょうか?

実は、大手飲食チェーンのメニュー開発は、常にこれを意識して毎日食べてどれだけ飽きないか、などというテストを常に続けているんです。

某大手チェーンでは、癖になる旨味を調合した‘魔法の粉’を開発して多用しています。

それでは、私たち個人店はどうやってこの味を作りだせばいいのでしょうか?


ヒントは家庭の味です。

毎朝飲んでる味噌汁ってなんとなく飲みますよね?

その秘密は、ダシなのかもしれないし、味噌かもしれません。

なんとなく日本人の舌に合う成分がその中にあるんです。


毎日食べるものからヒントを得て料理を作り、食べ続けて飽きなければそれが癖になる味なのです。

試食は、一度ではなく継続して行う必要があるのです。


ヤバイ、今日は何十万円もの価値のある話を簡単に話してしまった・・・・


でも、読者の方のお役にたてればそれで幸せです。

最後までお読み頂きましてありがとうございます。


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