突発性難聴と帯状疱疹 | 清水あき オフィシャルブログ Powered by アメブロ

突発性難聴と帯状疱疹

実は先週から、突発性難聴と帯状疱疹、さらには帯状疱疹後神経痛を併発してしまいましたショボーン
入院はせず、お薬での自宅療養を選びました。
やっと通常の生活に戻りつつあります。
人生でこんなに辛い痛みと不安は、わたしの過去ランキングの
・ある手術で医療ミスがありしばらく数週間大量の出血が止まらなかった時
・未有妊娠中のケトン症状が出た悪阻
の時の辛さがちっぽけに感じたほど、最大の出来事でしたガーン


先々週、週末に突然、ハンマーで殴られるような激痛が左の頭に走り、動けなくなりました。

いつもの頭痛とは全く別物とすぐわかり、しばらくソファで横になってましたが、陣痛のように30秒置きくらいに襲ってくるその激痛に、恐怖と死を覚悟するほどでした。

その日は正真が剣道稽古に行っており、未有とわたし2人きりの在宅中で、救急に電話しようと携帯を持とうとしても、激痛が走るたびに手から携帯が落ちる、の繰り返し。やっと救急相談に繋がるも、状況をうまく伝えられなかったり、相手の話してる事がうまく理解できず…
結果として、救急相談に紹介された病院はどこも脳内外科の先生がいないため、脳内外科がいる病院に急いで行った方が良いとの返事しかもらえず…

痛みが増す一方で力尽き、横たわることしかできませんでした。
とりあえず家にあるロキソニンを飲み(3時間も効かずひたすら飲み続ける)耐えるしかなく。

わたしが一番怖かったのは、クモ膜下出血などではないか、という心配でした。
しかし、正真たちが早退して剣道から戻ってきてくれるまでなんとか生きていたので(表現の仕方がこれに一番近いえーん)、とりあえずその日に何かが起こることはないのかな、と、翌日の日曜日も激痛に耐えながら月曜の外来を待ちました。


月曜、まずは脳神経内科へ。
見た目の症状がなく、CTを撮りましたが脳には異常がないと診断。原因不明と言うことで、はっきりした治療方もなにも説明がないまま、とりあえず飲んでおく?と薬をもらい終了。

実はその日の朝、いつも子供達が見ているテレビ番組の音楽が全く音程が違って聞こえてきたので
「え⁇なんか変じゃない⁇」
と子供達に聞きにいくと、ポカンとしてわたしを見ていて。
ハッ!と、
わたしがおかしいんだと言う事に気付きました。
子供達には心配をかけたくないのでごまかしましたが、これはマズイな…と思った瞬間でした。
思い返せば、その前から携帯の鳴る音も変わって聞こえ異様に低かったのですが、痛みで頭の思考回路ゼロだったわたしは、誰かが設定を変えたものだと思い込んでました。苦笑

その話を脳神経内科の先生にすると、次は耳鼻科へ案内されました。

耳鼻科では聴力テストを。
明らかに左耳の聴力が落ちているので、突発性難聴かなぁどうかなぁ、と診断されました。
が、これまた頭の痛みとは関係あるかないかはわからないと言う結果のままとりあえずの薬をもらい、もしこの薬で治ったら突発性難聴だったという事で!2週間後にまた診せに来て!と終了。


この2日間、必死に待ってやっと行けた大きな病院でのまさかの曖昧な診断結果に不安と激痛が解消されないまま翌日に。。
すると、耳にプツプツが出てきたので

近くの耳鼻科へ。
その先生はとても丁寧に調べてくれ、「これはすぐに治療しなければいけないよ。なんで昨日の病院はMRI撮らなかったのか、突発性難聴とわかりながらなんで2週間後に予約したのか…」と今の状況をわかりやすく説明してくれ、「紹介状書くから大きい病院行った方が良い」と指示してくれました。
少し自分の病が見えてきてホッとした瞬間でした。


翌日、紹介状を持ってとりあえず耳鼻科へ。
こちらもとても良い先生で、曖昧な診断ではなく、きちんとわかりやすく説明してくれました。
ほぼ帯状疱疹で間違えないのではないか。
またわたしの場合、ハント症候群の可能性があること、もしかしたら今後も痛みが続く帯状疱疹後神経痛と付き合っていく可能性もあることも教えてくれました。
突発性難聴、帯状疱疹いずれも早いうちから治療が必要との事で、ステロイド治療始めるとともに、的確な説明のもと違うお薬が処方されました。

現在は大量のお薬を飲んでフラフラですがw
症状が激減してきたので、とりあえず安心しています。




今回も身をもって感じましたが
どのお医者様に診ていただくかで、全てが変わるのではないか、という事。
お医者様の性格などにもより、説明の仕方の違いや相性もあると思います。お医者様のせいとかではなく、自分が、「この先生の診断を信じてついていく」と思える先生に出会えるよう、諦めない方が良いとも実感しました。

また幸い今回は大事にはいたらなかったのですが、救急の現実も知ると、不安になることが正直あります。
本当に緊急を要する時に、何をすべきか、どこに連絡をするべきかという判断も日頃から念頭に置いておいた方が良いなとも思いました。


実は少し前に、BLSという一次救命処置の講習を受けライフセービングサポーターとしての終了証をいただきました。

子供を持つ親として、年老いていく親を持つ子として、また日常で、(役に立つ日がないことを願いますが)
少しでも知識があって救えることができたらという気持ちで受けました。

しかし今回は、自分に何かが起きた時には何もできないことも知りw
周りにも伝達していけたらいいなと思いましたキラキラ


最近の出来事で気づいたことら覚えているうちにまた記録していきたいなと思います。