サッカー界が少しずつ動きだした。
ドイツブンデスリーガは僕が最初に生で見た海外サッカー。
中学生だったら僕は、得点時の揺れる地面、熱いサポーター、ホームとアウェイの違い、スタジアムの全てが新鮮で、何度も見ていたＪリーグと違い大きな刺激になったのを思い出す。
そして何よりサッカー選手のプレーする姿はオーラがあり、一人ひとりにスタイルがあり、すごく興奮した。
バイエルンミュンヘンvsボーフム。
当時のバイエルンにはオリバーカーン、リザラズ、サニョル、エッフェンベルグ、メーメットショル、カルステンヤンカー、他にも各国を代表する選手が並び、チャンピオンズリーグ優勝争いをするチームだった。
こんな世界があるのか。
そう感動したのを覚えている。
昨日はクレセールフットサルクラブのオンラインサポート。
年間契約をして、小学生から中学生までのアスリートクラスの選手をサポートしている。
子ども達のサポートには大きな課題を持ち取り組んでいる。
それは自己肯定感の向上だ。
日本人の子どもたちの自己肯定感を持っている割合を知っているだろうか？
10人に4人。つまり半分以上の子どもたちが自信を持てず大人になっていくと言われている。
その自信は、
人とのコミュニケーションを通じての信頼関係、
日々の充実感、
自分を主張できるか？
といったスポーツのみならず社会で必要な能力に関わっているという研究結果も出ている。
何より、将来に希望が持てるか？という問いに
自己肯定感が大きく関わっているというデータもあるのだ。
現代の高いプレッシャーの中で戦っていくには子ども時代の自己肯定感の構築が必要だと思っている。
ストレス社会であり、これから能力が求められる時代になってきている。
人がやらなくても良い仕事はAIが賄う。
こうしたときに自分自身を柔軟に進化させ、どんなことにも積極的に乗り越えていくメンタリティを構築する必要がある。
そのためには自己肯定感を積み上げていくことが特効薬だと思っている。
今社会にあるさまざまな問題の根本はここに繋がっていると感じることが多い。
小さな一回のトレーニングが子ども達の将来に大きく影響してくれると嬉しい。
1日は紙切れ一枚かもしれないが、継続していけば厚い本になる。
自分もだが、一歩一歩しっかりと積み重ねて行きたい。
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