今日の一日一麺、一日一皿

今日の一日一麺、一日一皿

気ままにやってます。ラーメン、酒、料理、映画、旅、プラモデルなどなど。

好きな事だけダラダラと(笑)
あくまでも個人の感想です。好みが違ったらゴメンナサイ。

1873年創業創業の老舗が作る「カレー南ばんそば」

 


久しぶりの『吾妻庵』の総本店です。


 

1873年創業140年余の蕎麦の超名店です。

子供の頃から通ってるお店です。ここ最近はご無沙汰だったけど2年ぶりの訪問になりました。


 

 

 

この日は9月末でまだ暑かったんですが、暑い日には熱い物をって事で「カレー南ばんそば」を注文しました。


 

蕎麦屋のカレーって美味いんだよね。しかも『吾妻庵』さんのカレーならどうだろう?

『吾妻庵』さんの初「カレー南ばんそば」です。

 

カレー南ばんそば  ¥1,500


 

なみなみと注がれたカレー汁が圧巻です。


 

鰹出汁のビシッと効かせて、とろみのついたカレー汁は、じんわり染み入るような美味さです。


元々はインド料理のカレーを、日本人が改良して作り上げた「カレー南蛮」です。日本人にとって、出汁って大事ですよね。


 

優しいんだけど、辛味もピシッと効いてます。


熱々で最後まで戴けるのも嬉しいですね。


 

蕎麦は更科っぽい細蕎麦。ツルシコの食感でしっかりしたコシもある。カレーもしっかり絡んで一体感も素晴らしい。


熱々のカレー出汁の中でも、ダレて来ないのは凄いですね。


 

豚肉も美味いんだけど、欠かせないのが笹打ちネギ。


シャキシャキ食感が、蕎麦との歯応えのコントラストが良いですね。


 

 

ここで薬味のネギを加えます。香りが良いですね。


 

卓上の七見唐辛子を加えます。


 

カレーと七見唐辛子って相性良いですね。七見唐辛子って国産のスパイスですからね。


 

総じて…
老舗蕎麦屋の「カレー南ばん蕎麦」です。

歴史に裏打ちされたカレー南蛮です。

やっぱり美味い蕎麦屋のカレーは美味い。節の効いたカレーって日本人に合うんでしょうね。

美味しく戴きました。

ベトナムハノイの名店『PHO THIN』の世界初の支店が池袋にあった

 


ベトナムハノイにあるフォーの超名店『PHO THIN』の世界2号店が、池袋の『フォーティン トーキョー』さんです。


こちらのお店、ハノイでは食べてないので楽しみです。


 


 

サンシャイン通りから一本入った雑居ビルの地下にあるお店です。階段を降りると券売機があります。


 

メニューは「牛肉のフォー」のみです。パクチー有無が選べるだけの強気の設定です。


フォーにもいろいろ種類があるけど、これが絶対の自信作なんでしょうね。


 

 

店内は女性の一人客が多いですね。そしてベトナムの人達。スタッフもベトナムの人達。


ここはハノイ?ホーチミン?(笑)


 

食券を渡してカウンターに陣取ります。


 

 

牛肉のフォー  ¥1,050


 

10分ほどで登場したのが「牛肉のフォー」です。


並々と張られたスープに、丼を覆うたっぷりの緑はネギとパクチー。


レギュラーサイズでもけっこうな量ですね。



 

琥珀色のスープは牛出汁に、下支えに豚骨も入ってる感じですか?塩味はジャスト。臭みは皆無です。


あっさりながらもコク深い味わい。明らかに、日本人の舌に合わせた味に調整してます。美味いです。


 

平打ちの米粉麺がスルスル入っていきます。喉越し、食感共にこれは最高に美味い麺です。


普通のベトナム料理店って乾麺が多いんだけど、ここは生麺っぽいですね。明らかに違います。


めちゃめちゃ美味い麺です。


 

牛肉は味しみしみでめちゃめちゃ柔らかいですね。


フォーを食べるのにネギとパクチーは必須です。特にパクチーはベトナム料理を語る上で、無くてはならない食材だと思います。あると無いとじゃ丼の味も、印象も全く変わります。


パクチー苦手な人は逆に可哀想だよなぁ〜って思っちゃいます。


 

ライムを絞って爽やかな酸味を加えます。これで気分は一気にハノイですね。


 

卓上のニンニク酢と、ヌクマム?ニョクマム?で味変します。


 

このニンニク酢が良いですね。ニョクマムも加えて、酸味、辛味、塩味を調整します。


 

この薬味と調味料での味変が、ベトナム料理の真骨頂だと思います。この味変とパクチーがベトナムのフォーですね。



総じて…
美味しい本場ハノイの「牛肉のフォー」でした。

美味しく完食です。ハノイやホーチミンの現地で食べるフォーより、食材の癖が無くて食べ易かったです。多分、いくらか日本人の舌に合わせた仕様なんでしょうね。

ベトナム料理店も含めてフォーを出す店は多いけど、この店はかなり美味しいと思います。

ベトナム初心者の方にもオススメ出来る良店です。

巧みなスパイス使いで、皿の上でどんどん変化していく相がけカレー

 


この日は久しぶりに新宿以外の都内です(笑)


ずっと行きたかった、秋葉原の『スパイスパレット』さんに初訪問です。


 

昭和通り沿いの古い雑居ビルの2階。怪しい階段を上がっていきます。



ランチラストオーダー15分前でギリギリセーフでした。ありがとうございます。



 

一番人気の「キーマチキンカレー」を注文しました。食前のサービススープは残念ながら品切れでした。


 

 

店内は綺麗にリノベされた可愛らしい感じのお店ですね。女性の一人客が多いのも特徴で、なるほどなぁ〜って感じですね。


店内はまだほぼほぼ満席。こちらの店主さんは、カレーマニアで有名なブロガーだとか。ワンオペで忙しそうです。


 

キーマチキンカレー  ¥1,350


チキンカレーに、ターメリックライスの上のキーマカレーの相盛りです。


アチャールはニンジン、玉葱、ゴーヤの3種類です。


 

チキンカレーのソースはサラッとしてますね。スパイスは思ったより弱めで、全体的に円やかでクリーミーな味わいです。


 

鶏肉はゴロっとして食べ応えもしっかりあります。このチキンカレーめちゃめちゃ美味いですね。


 

キーマカレーは一言で言ったら、奥深くてジューシー。


荒々しいたっぷりの挽肉に、カルダモンを効かせた大人っぽいスパイシーな味わいです。


また面白いのがターメリックライスがかなりスパイシーな仕上がりです。


ターメリック、クローブ、シナモンまでは分かるけど、後は判別不能(笑)それだけライスも凄いって事(笑)


 

…かと思えば、3種類のアチャールがかなり刺激的な構成です。これにはビックリ。


 

 

 

特にゴーヤは、特有の苦味と辛味を前面に押し出した仕上がりです。しかもかなりスパイシー。


カレーと混ぜると、一瞬にしてスパイスカレーに変身します。アチャールのスパイスで、また違った顔を見せてくれます。これは面白いですね〜。


 

最後はこれらを全部混ぜ混ぜしていただきます。これこそ正にパレットの上で混ぜ合わせた味ですね。


これこそが完成系でしょう。美味しく完食です。



総じて…
正にパレットの上で変化させていく、相がけカレーです。

カレーマニアが作るカレーだから、もっとゴリゴリに尖った味を想像してたけど、優しく万人受けする相がけに仕上げてます。

そしてその定番を、刺激的に変化させていく計算された味わい。巧みなスパイス使いが素晴らしいですね。これは良いですね。

流石だと思います。

タミヤ 1/24  

ポルシェ カレラ GT  

製作記⑤  完成披露編

 

 

『タミヤ』の1/24『ポルシェ カレラ GT』が遂に完成しました。完成披露です。

 

 

 

※製作記①はこちらから。

 

※製作記②はこちらから。

 

※製作記③はこちらから。

 

※製作記④はこちらから。



 いつものように、先ずは斜め上からです。

 

 

 

この「ポルシェカレラGT」は、後ろからの眺めがカッコイイですね。


 

 

角度を変えます。


 

 

この角度がボックスアートと同じ感じです。


 

 

ほぼ角度ゼロです。


 

これもカッコイイですね。


 

 

 

真正面からです。


 

真後ろからです。


 

真上からです。光が綺麗に写り込んでますね。


 

 

真横からです。車高はいじらなくてもベストでした。


 

良い顔してます。


 

良いケツしてます。


 

せっかくなので、エンジンルームもご開帳です。


 

 

オープンカーなので、コクピットもいつもより丁寧に作ってます。


そうは言っても、マスキングテープ無しで、この塗り分けです。タミヤ凄いね。


 

 

一応裏側も。アンダーパネルでつまんないけど(笑)


 

ポルシェ関連の完成披露には、必ず出席する911ターボです。スーパーカー世代には930ターボっていう方がしっくり来ますね。


 

 

この911も、いつかリベンジしたいキットです。


 

せっかくなので、翌朝自然光でも撮影しておきました。研ぎ出し頑張った甲斐がありました(涙)






今回の製作期間は約40日でした。年内にもう一つと思ってましたが、時間的に無理そうです(笑)


今回のコンセプトは、金に糸目をつけない大富豪が買ったポルシェカレラGTです。


メタリックネイビーのポルシェなんか無いのでもちろんフルオーダーです。コクピットは超高級イタリア製の鞣しレザーですからね(笑)


とは言え、今回はメタリックネイビーを狙ってキャンディ塗装で塗ってみましたが、ネイビーを重ね過ぎてメタリック感が損なわれちゃいました。でも、クリア塗料の重ね吹きで、なんとも言えない透明度のあるボディカラーになりました。けっこう気に入ってます(笑)


2025年はレースカーや旧車が多かったので、純粋なスーパーカーは久しぶりに作りました。しかもポルシェですからね。作ってて楽しかったです。


次回は久しぶりのラリーカーに挑戦します。今回は無かったデカールたっぷりの車に挑戦します。間違いなく年を跨いだ製作になりますので、次回からもよろしくお付き合いください。


ありがとうございます。よろしくお願いします。











タミヤ 1/24  

ポルシェ カレラ GT  

製作記④  仕上げ編

 

 

『タミヤ』の1/24『ポルシェ カレラ GT』を作ってます。

 

 

 

※製作記①はこちらから。

 

※製作記②はこちらから。

 

 

※製作記③はこちらから。

 

 

 

研ぎ出しまで終えたドアを、Gクリアで接着しました。

 

最初は接着してから塗装とも思ってましたが、全ての工程を終えてからの接着で結果オーライ。色差も無く、スムーズに作業出来ました。

 

 

セミグロスブラックの塗り分けがあったので、マスキングしてエアブラシ。

 

 

フロントウインドウの塗り分けも一緒に。


タミヤのキットはマスキングシートが付いてるので、楽チンですね。有り難い事です。

 

 

マスキングシートを剥がすとこんな感じ。

 

ちなみにクリアパーツは、塗装前にセラミックコンパウンドで磨いてあります。透明度が上がります。

 

 

リアのエキゾーストパネルと、リヤエアベントを接着しました。接着はもちろんGクリアです。

 

 

ヘッドライトです。ライト部はミラーフィニッシュで裏打ちしてあります。キラっと光ります(笑)

 

 

ヘッドライトの接着です。


一体型のクリアパーツを接着してから、ヘッドライトユニットで固定します。良く考えられてますね。

 

 

ウインドウの接着。これがピタっとハマらなくて大変でした。クリアを重ね過ぎたせいでしょうか、横が合わない(笑)

 

ヤスリで削って、半ば強引にGクリアで接着しました。

 

 

リアカウルです。本来はメッシュなんですが、キットはクリアパーツと、デカールで再現されてます。

 

リアエアベントも同様ですが、本当はエッチングパーツか何かで再現したいところですね。

 

 

ボディとの色差も無く綺麗に決まりました。


 

開閉もスムーズです。流石タミヤです。


 

モノコックを合体させました。


 

バチピタでコクピットも決まりました。細かい調整は一切不用です。


 

アンダーパネルを接着しました。隠しちゃうのが勿体無いんですが、致し方無し(笑)


後で外れちゃうのはもっと嫌だから、Gクリアをたっぷり使って接着しました。


 

ロールバーを作りました。


一番外側のボディカラーのパーツが、研ぎ出しの影響で変形して広がってました(笑)


Gクリアで強引に接着して、乾燥するまでテープでぐるぐる巻きにしておきました(笑)


 

カッチリ決まりましたね。


 

 

ホイールはダークグレーで軽くスミ入れしました。


ホイール中央にポルシェのエンブレム。乾燥後に透明レジンでコートしました。


 

4点設置完璧です。


タイヤが入るとテンション上がりますね(笑)


 

 

バックミラーを接着しました。


 

マフラーを接着して、メタルインレットを貼って完成です。


 

なんとか年内に完成出来ました(笑)


次回、完成披露します。よろしくお願いします。












地元の居酒屋さんで戴く家庭料理の様なランチ

 


地元の『酒処とうふや』さんに初訪問です。
 
茎崎運動公園のそばで、周りはほとんど畑。住宅がポツポツあるエリアですね。

 

ここは『酒処』というぐらいなので居酒屋です。つまり居酒屋さんのランチ営業という訳です。

住宅の一階がお店みたい。カウンターと奥に座敷がある小ぢんまりとしたお店です。
 

 

屋号の由来は、昔おじいちゃんがここで豆腐屋さんをやってたそうです。

今は辞めちゃったけど、居酒屋の屋号に「とうふや」と付けたそう。特に豆腐料理に特化したとかでは無いようですね(笑)


女将さんと娘さんの2人で切り盛りしてるようです。意外と言ったら失礼だけど、店内ほぼ満席。これにはちょっとビックリです(笑)


定食メニューがびっしりあります。月替わりなんていうのもある。


 

この日のオススメなのか、別に告知されていた「メンチカツ定食」をお願いしました。


 

メンチカツ定食  ¥1,050


出て来た定食を見てビックリ。


メインのメンチカツに、この店自慢の煮込み。白飯、スープに小鉢が四つにフルーツ。これで1,050円は安いでしょ。


 

 

白ご飯の盛りも良いし、ふっくら炊き立てです。


 

 

揚げたてのメンチは絶品です。もっと高くなっても良いからもう一つ食べたいですね。


 

 

揚げ物って、めちゃめちゃ白ご飯に合いますね。


 

こちらイチオシの煮込みは、ハーフサイズでの提供。


 

ピリ辛の味噌仕立てで、酒にもご飯にも合う逸品。流石は看板メニューなだけあるよね。めっちゃ美味い。


 

ホロホロに煮込まれてほぐれます。汁をかけて白ご飯をかっ込みます。めちゃめちゃ美味いです。


 

一口そうめんみたいな小鉢が意外にヒットです。暑い日だったから、こんな一品がありがたいですね。


 

 

漬物も自家製ですね。どれも手作り感満載です。


 

 

最後にグレープフルーツを戴き全て完食です。


 


総じて…
美味しい家庭料理が味わえる居酒屋定食です。
 
これは満足度高いですね。
 
メインは元より、米、小鉢、漬物に至るまで一切の隙がありません。これなら毎日来ても飽きませんね。美味しい家庭の味です。
 
地元にこんな良い店があるとは知らなかった。次回は夜飲みに来るのも良いかもね。

あの『MONTANA』さんの2号店は、ハイレベル過ぎる創作ミニバーガー

 


4月にオープンしたつくば市の『Santa Monica』さんにようやくの初訪問です。


 

こちらは、つくばみらい市の『Cafe&BURGER MONTANA』さんの2号店だそうです。


屋号通りの白壁のリゾート風の建物で、『MONTANA』さん同様随所に拘りを感じるお洒落なお店です。

 


 

訪問時、女性の店長さん一人体制。先客後客無しのタイマン勝負。緊張します…(笑)


 

 

1号店同様のイラスト表記のメニューが可愛いね。


メインは2〜3個のオリジナルバーガーセット。


初訪問なので、一番上に書いてある「CHUMS」と「MONSOON」のセットを注文しました。


 

ドリンクは「COCA-COLA」にしました。


 

COCA-COLA  ¥400


 

コーラに入ったレモンが嬉しいね。


登場したのは2つで1つ分ぐらいの量の、ミニバーガーのセットです。


 

CHUMS & MONSOON  ¥1,480


 

先ずは『CHUMS』から。



 

ベーコンとタルタルメインのシンプルなビルドです。


 

パティは上質国産牛とブランド和牛からなる牛100%。溢れる肉汁の香りが凄いですね。


受け止めるバンズは、小さいながらも分厚く力強い。これはめちゃめちゃ美味いですね。


 

続いての『MONSOON』は、土浦名産の蓮根を使った和風の逸品です。

 

 

シャキシャキ蓮根と、テリヤキタルタル、和牛との相性も良い感じ。こんなバーガー初めて食べた。


これは良いんじゃないかなぁ。美味いですよ。



総じて…
独創的な、ミニグルメバーガーセットです。
 
こういうスタイルも悪くないでしょ。何と言っても色んな味を楽しめるっていうのは面白い。ミニサイズだから食べ易いし、女性客にもウケるでしょうね。
 
個人的には、これだけ完成度の高いグルメバーガーなんだから、フルサイズで楽しみたいっていうのが本音かな(笑)正直言って、小さ過ぎてあっという間に終わっちゃった感じですからね(笑)

個人的にはハンバーガーっていうのは、上品さよりもガッツリの満足度だと思ってます。ぜひこの美味いグルメバーガーをフルサイズで味わってみたいです。

1号店のレベルの高さからいったら、まだまだ伸び代はありそうです。頑張って欲しい良店です。

高萩にもあった「火山」は店主さんのセンス溢れる一杯

 


せっかく高萩まで来たのでもう一軒。『ら麺はちに』さんに寄っていきます。


 

12時過ぎに着くと、平日なのに駐車場も、店内もほぼ満員です。けっこうな大箱なのに、流石の人気店ですね。

店内はけっこうマニアックなディスプレイがズラリ。かなり個性的です。店主さんの趣味?(笑)

 

 

この絵怖いね。蛇?店主さんの趣味?(笑)


 

限定メニューもありますね。


 

こちらの店主さんは水戸の『旭川らあめんひでまる』さんの御出身だそうです。



※水戸の『旭川らあめんひでまる』さんのレビューはこちらからどうぞ。



メニューに「みそ火山」がありました。久しぶりなので辛めで注文しました。


 

みそ火山  ¥1,050


 

ビジュアルはグループの『火山』と一緒ですね。


 

スープは少しとろみがある濃厚な味噌です。


味噌は、自然な麹の甘みのある上質な旨みがします。店の近所にある「たつご味噌醸造」で作られている「たつご味噌」という味噌だそうです。文字通りの地産地消良ですね。良いですね。


辛め注文でしたが、それほど辛くもなく味噌のコクと良いバランスですね。


 

麺は『三河屋製麺』製だそうです。


加水を抑えたやや平打ちっぽい中細麺です。こんな感じの麺はあまり経験無いです。特に茨城では珍しいと思います。


 

チャーシューは大判のバラです。箸で摘むと崩れるほど柔らかい。柔らか過ぎて食べ難い(笑)


 

火山特有の挽肉が、丼全体の味と辛味の要ですね。この辛味噌めちゃめちゃ美味いです。


この辛味噌だけ乗っけた、ジャージャー麺みたいな汁無しやったら美味いと思いますよ。


 

白髪ネギと水菜がシャキシャキ食感で心地良いです。


 

シャキシャキとモチモチのコラボです。


 

忘れちゃいけないレモンも、相変わらずの高機能。辛味噌にレモンの酸味。これがありなんだよね〜(笑)



総じて…
高萩『はちに』さんの、独自色の強い「みそ火山」でした。
 
本家の火山とは見た目は同じでも、味噌、麺が違うので『はちに』さんならではの拘りを感じます。

特に地元の味噌を使ったスープは、本家よりマイルドで秀逸です。これから女性にも飲み易いでしょうね。

この辺りは店主さんのセンスなんでしょう。久しぶりに美味い味噌を戴きました。
 
今回は行けなかった2号店の『ニチハンメラ』も気になります。高萩良いですね。

今年食べた中で一番美味いかも…。なんで高萩で、こんな凄いラーメンが食べられるの?

 


9月末に珍しく連休になったので、普段行かない県北方面にプチ遠征してきました。

お目当ては高萩市の『自家製ラーメン アイリー』さんです。高速使って片道120kmです(笑)
 

 

高萩の中心からは少し離れた国道6号沿いの、見た目は年季の入った一軒家です。

こちらの店主さんは、都内の様々な名店で16年間修行を重ねたという経歴の持ち主です。

修行店はビッグネームばかり。「麺処くるり」、「ラハメンヤマン」、「鬼金棒」。「MENSHO」では店長を経験し、「勝本」や「八五」では、統括部長まで務めていた方だそうです。

その集大成として、地元の高萩で自分の店を開業したそうです。
 

 

 

メニューは「芳醇煮干」の醤油と塩ですね。「まぜそば」なんかもありますね。




初訪問だけど背脂生姜というワードに惹かれて「背脂生姜芳醇煮干し 醤油」を注文しました。


 

外観は古いけど、店内は白を基調に綺麗にリノベされていますね。お洒落で清潔感のある空間です。


店主さんは厨房ですが、接客担当の女の子が素晴らしいですね。ハキハキ、キビキビして、見ていて気持ちが良いです。


この時点で、この店は絶対に美味いラーメンを出すって確定です。間違い無いです。


 

背脂生姜芳醇煮干し 醤油  ¥1,000


 

 

スープは醤油の主張が強い背脂煮干清湯醤油です。

濃口の醤油ダレは、甘味があって正に芳醇といった感じ。豚鶏の動物系に力強い煮干感が加わります。

煮干しのエグ味は抑えられて、旨味だけを抽出した感じです。魚介系は節もいますね。

そこに背脂のコクと、生姜の香りがフワリと加わります。生姜が徐々に溶けていって、スープがドンドン変化していきます。

これはめちゃめちゃ美味いですね。

 

麺は自家製中細ストレート。


強いコシに、しなやかな食感。小麦の旨味も素晴らしいですね。存在感の強いめちゃめちゃ美味い麺ですね。


製麺所ではこんな麺作れないでしょ。これは凄い。


 

すりおろした生姜が食べ進める内に、徐々にスープに溶け込んでいきます。


青菜の上に生姜っていうのがニクい演出ですね。


 

チャーシューは大判で厚みのある豚肩ロースです。柔らかくて美味いですね。


 

メンマはコリコリ系。食感と味わいが良いですね。


 

青菜と紫玉ねぎは彩り的にも良いですね。めちゃめちゃセンスあります。


 

小さいけど海苔も上質です。いやいや凄い一杯だね。



総じて…
今年食べた中で、一番美味かったかも…。絶品背脂生姜煮干醤油ラーメンです。
 
煮干しと濃口醤油、そこに加わる背脂のコクと生姜。文句無しに美味い、絶品の煮干醤油です。
 
店主さんの経歴を見ればなるほど〜とは思うんだけど、失礼ながらこんな田舎町に、これだけ凄いラーメンがあるって凄過ぎますよね?仮に都内にあったとしても、トップクラスの名店だと思いますよ。

こんな店が近所にあったら毎週通います。高萩市民が羨まし過ぎます(笑)
 
高速を使って片道120km。簡単に来れる距離じゃないけど、このラーメンを食べる為だけに高橋に来る価値は充分にあります。遠いけど再訪決定です。

あの『はやし田』グループの家系ラーメン専門店は、相当美味いよ

 


この日は小滝橋通り沿いに今年1月にオープンした『横浜家系ラーメンみどり』さんに初訪問です。


 

今や飛ぶ鳥を落とす勢いの『はやし田』グループの家系ラーメン専門店。

この界隈、ラーメン屋は凄くあるけど本格的な家系は無いね。目の付け所が違う(笑)
 

 

メニューは勿論家系ラーメン。後はトッピングのバリエーション。「つけ麺」もあるね。


初訪問だからデフォの「ラーメン」と家系お約束の「ライス」も注文。


 

麺やわ、油多めで注文。
 

 

 

 

 

ラーメン  ¥900


 

 

スープはトロリとした濃厚豚骨醤油。


カエシはそれほど強く無く、豚骨と鶏油の強さで構成。飲み易いのでレンゲが止まらない。


 

麺は『菅野製麺』製の、家系っぽい短尺の平打中太麺。


柔らかめ指定は文句無し。スープがしっかり絡んで、一体感が素晴らしい。これは美味いね。


 

チャーシューは大判の薫香肩ロース。


 

ほうれん草はシャッキリめ。


 

デフォで海苔4枚は立派。ライスでも使います。


 

 

途中ニンニク投入でジャンクに味変します。


 

ライス  ¥150


 

ライスは青ガッパ付き。豆板醤乗せのスープ浸し海苔で巻いてパクリ。家系にライスは必須です。


 

 

総じて…
王道ど真ん中の家系ラーメンでした。
 
巷に氾濫するなんちゃって家系ラーメンとは違って、スープは店内炊きだし、本家へのリスペクトもしっかり感じます。きっと相当研究したんでしょうね。
 
通し営業で使い勝手もマル。しかも美味い。頑張って欲しいですね。