『夜の儀式 布巾のみなさん・ご苦労様』 R4-60 7月 | マルシの日々是好日

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日々是好日 日々出くわす出来事への思いを綴ってます。

ここ数年、「中国宮廷ドラマ」にハマっている。

 

 

同じドラマを 何度も見ているので、後宮の暮らしについて、詳しくなった。

 

 

紫禁城・後宮の中核をなす 「養心殿」。

 

 

ここは、皇帝が政務を行うと同時に、プライベートな時間を過ごす場所でもあった。

 

 

後殿「寝宮」の両脇に 夜伽の際、皇后が滞在する「体順堂」と 貴妃達が滞在する「慈喜堂」がある。

 

 

東西の小さな房は、身分の低い女性たちが滞在する場所である。 伝統的序列の世界!

 

夜伽の指名を受けた女性は、湯あみの後 布団にぐるぐる巻きにされて、皇帝の寝宮へと運ばれる。

 

 

・・・と、いうような どうでもいい知識を ドラマから得るのである。ぶー

 

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さて、夕食後 マルシの夜の儀式は 「夜伽」ではなく 「布巾たちの労ねぎらい」。

 

 

流し台、食卓、台所の床を拭き上げたら 使用した布巾をすべて洗面台に持っていく。

 

お湯に浸して、石鹸で 洗う。 第1陣は、「ランチョンマット・食器用布巾・炊飯器用布巾」。

 

 

第2陣は、「台ふき用布巾」 第3陣は、「床拭き雑巾」。ひたすら洗う。

 

 

すすぎを終えて、絞り上げると 汗びっしょり。 「布巾のみなさん 今日も1日 ご苦労様でしたー!」

 

 

スタンドに広げて干すと、あらまあ 親戚の寄り合いみたいに 賑やか。

 

平和な光景であるが、ここにも 宮廷ドラマにみられるような「序列」が そこはかとなく存在する。

 

 

スタンド上部に干されるのは、「ランチョンマット・食器ふき」

 

下部に干されるのは、「台ふき・雑巾」

「洗い」も「干し」も 布巾全てが 共存しあうことは ない。

 

 

洗濯物スタンドは、さながら 「布巾の養心殿」!

 

 

それでも 1日、任務を果たし、眠りにつく布巾たちは 皆愛おしい。笑

 

 

朝までに カラカラに乾いてくれたまえ! 「明日もよろしく!」

 

 

宮廷ドラマに登場する 「菊の花パイ」 秋になったら また作ろう。