昨年末、南麻布のワインバー「キッサコ」でシェフをされていた
双川さんからハガキが届きました。
内容は麻布十番にご自身のお店をオープンしたというもの。
それはおめでたい!!
そしてぜひ食べに行かないと!!!
というわけで行ってまいりました。
11月末にオープンしたばかりだというレストラン「麻布・れとろ」。
麻布十番の駅から徒歩5分程度、住宅街の中に赤く光る古民家が出現します。
存在感たっぷりで、赤さが妖艶に見えます(笑)
古民家をそのまま活用したというこのお店、調度品も屏風や桐箪笥、
のれん風に垂らされた着物帯など和一色といった趣です。
あれ、ここはフレンチのお店だったっけ!?
ちょっと分からなくなってきます(笑)
1階にはカウンターとソファー席があり、
2階はテーブル席メインで、加えて仕切られたソファー席があります。
やらしぃなぁ\(//∇//)\
食べ物はコースとアラカルトがありますが、まずは双川シェフの
流儀に身を委ねてみようということで5,250円のコースを注文。
前菜2~3品、魚料理、肉料理、デザートからなるコースです。
最近特に少食になってきたため、ポーションをかなり小さくしてもらうように
お願いしました。
ですので、今回の写真は料理のボリュームや提供方法が通常と違う部分が
あるかもしれません。
ついつい多めに作ってしまう、という誠実さあふれる双川シェフですが(笑)、
今回は本当にぐっと抑えて頂いてベストな量でした!
ありがとうございます。
まずは毎度のスパークリングワインで乾杯。
脚が長くて綺麗なグラスですね~
パン用のオリーブオイルが出されましたが、なんて可愛い器!
聞くと、食器は九谷焼を買い揃えられたそうです!
素敵~~
アミューズにケークサレが出てきました。
柿、オリーブなどに加えて、フグのぬか漬けが隠し味として練り込まれています。
そのフグ由来と思われる塩味+旨味が、スパークリングワインとの相性抜群。
ケークサレはこれぐらい味がしっかりしてるとお酒に合っておいしいです。
続いて自家製パン。
なんとセロリが練り込まれているという珍しさ!
セロリの青い香りが爽やかです。
器も可愛いですね。
前菜1品目、スープです。
「牡蠣のクリームスープ 」
生クリームで濃厚な味わいの中に、ワイン由来(?)の酸味が効いた
ひとひねりあるスープです。
隠し味に使われているゆずが一風の清涼剤のようであります。
そして、ぷりぷり半生の牡蠣!
静岡産のコプリーヌと言うきのこもみずみずしさあふれます。
前菜2品目は「さよりのマリネと鶏の昆布締め」
見た目完全に和食ですね(笑)
さよりの淡泊な味わいの素晴らしさは言うまでもありませんが、
ねっとりとして旨みがたっぷりの鶏の味わいは格別!
これは白ワインにあうわ~、と白ワインをグラスで注文。
シュナンとシャルドネを使ったワイン。
キリッとしたものを想像していたのですが、
予想以上に優しく心地よい甘みがあり、特に鶏との相性がバッチリでした。
さよりの骨の唐揚げはサクサクポリポリ、香ばしくておつまみですね。
続いて前菜3品目はフォアグラ!
塊ですよ(歓喜)
ブリオッシュとチーズ、自家製のイチゴジャムが添えられています。
フォアグラって動物の脂じゃないですか…
なのになぜ、イチゴジャムとこんなに合うのですか??
もはや意味の分からない幸福感に包まれます。
そしてサービスしていただいたのはバニュルス。
ワインのテキストでしか見たことのないワインだ…
甘口の酒精強化ワインで、マリアージュのお手本のような組み合わせに
悶え死にそうです。
しかし自家製イチゴジャムは粒感がすごくて美味しかったな~
そのままブリオッシュに付けて食べても絶品だと思います。
お魚料理は「ヒラメのワイン煮」
ここは割烹か、料亭か(笑)??
ドライトマトで野菜を煮ているそうで、スープはしっかりと味付けされています。
ユリ根、オリーブなどが入っており、白ワインと楽しみたいな~ということで
もう1杯白ワインを注文。
ブルゴーニュ・ブランを選びました。
ミネラル感たっぷり、エレガントでコストパフォーマンスの高いワインです。
ヒラメの肝と縁側も出していただきました。
塩がパパッとふられており、そのままいただきます。
ちょっと日本酒持ってきて~!!
と叫びたくなりますが、れとろには日本酒の取り扱いもありますので
ご安心ください。
そしていよいよお肉料理。
「蝦夷鹿のロースト」
添えられているのはロールキャベツとシナモンのきいたかぼちゃ。
ロールキャベツには細かく刻まれた鹿肉が入っています。
出汁がきいててジューシーで◎
蝦夷鹿は驚くほど柔らかく、ジビエと聞いて身構える様な臭みもありません。
おいしい~~
とこれまたサービスいただいた赤ワインと素敵なマリアージュ。
ブルガリアの赤ワインですが、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーが
使われており、果実味豊かなボルドータイプのワインでした。
デザートは洋梨のタルトにキャラメルのアイス。
このアイスは洋酒の香りが豊かで、まさにこのお店らしい大人の味わい!
素敵なコースを締めるのにふさわしいデザートでした。
食後は凍頂烏龍茶をいただいてほっこり。
れとろにはどうやらカレーなんかの軽食メニューもあるようで、
ワインバーとして贅沢な使い方もできるようです。
本気のデート、家族でのお食事、接待などに活躍すること間違いありません!
***************************************************
麻布・れとろ
〒106-0046
東京都港区元麻布3-10-12
TEL&FAX:03-3478-2666
営業時間:18時~25時
双川さんからハガキが届きました。
内容は麻布十番にご自身のお店をオープンしたというもの。
それはおめでたい!!
そしてぜひ食べに行かないと!!!
というわけで行ってまいりました。
11月末にオープンしたばかりだというレストラン「麻布・れとろ」。
麻布十番の駅から徒歩5分程度、住宅街の中に赤く光る古民家が出現します。
存在感たっぷりで、赤さが妖艶に見えます(笑)
古民家をそのまま活用したというこのお店、調度品も屏風や桐箪笥、
のれん風に垂らされた着物帯など和一色といった趣です。
あれ、ここはフレンチのお店だったっけ!?
ちょっと分からなくなってきます(笑)
1階にはカウンターとソファー席があり、
2階はテーブル席メインで、加えて仕切られたソファー席があります。
やらしぃなぁ\(//∇//)\
食べ物はコースとアラカルトがありますが、まずは双川シェフの
流儀に身を委ねてみようということで5,250円のコースを注文。
前菜2~3品、魚料理、肉料理、デザートからなるコースです。
最近特に少食になってきたため、ポーションをかなり小さくしてもらうように
お願いしました。
ですので、今回の写真は料理のボリュームや提供方法が通常と違う部分が
あるかもしれません。
ついつい多めに作ってしまう、という誠実さあふれる双川シェフですが(笑)、
今回は本当にぐっと抑えて頂いてベストな量でした!
ありがとうございます。
まずは毎度のスパークリングワインで乾杯。
脚が長くて綺麗なグラスですね~
パン用のオリーブオイルが出されましたが、なんて可愛い器!
聞くと、食器は九谷焼を買い揃えられたそうです!
素敵~~
アミューズにケークサレが出てきました。
柿、オリーブなどに加えて、フグのぬか漬けが隠し味として練り込まれています。
そのフグ由来と思われる塩味+旨味が、スパークリングワインとの相性抜群。
ケークサレはこれぐらい味がしっかりしてるとお酒に合っておいしいです。
続いて自家製パン。
なんとセロリが練り込まれているという珍しさ!
セロリの青い香りが爽やかです。
器も可愛いですね。
前菜1品目、スープです。
「牡蠣のクリームスープ 」
生クリームで濃厚な味わいの中に、ワイン由来(?)の酸味が効いた
ひとひねりあるスープです。
隠し味に使われているゆずが一風の清涼剤のようであります。
そして、ぷりぷり半生の牡蠣!
静岡産のコプリーヌと言うきのこもみずみずしさあふれます。
前菜2品目は「さよりのマリネと鶏の昆布締め」
見た目完全に和食ですね(笑)
さよりの淡泊な味わいの素晴らしさは言うまでもありませんが、
ねっとりとして旨みがたっぷりの鶏の味わいは格別!
これは白ワインにあうわ~、と白ワインをグラスで注文。
シュナンとシャルドネを使ったワイン。
キリッとしたものを想像していたのですが、
予想以上に優しく心地よい甘みがあり、特に鶏との相性がバッチリでした。
さよりの骨の唐揚げはサクサクポリポリ、香ばしくておつまみですね。
続いて前菜3品目はフォアグラ!
塊ですよ(歓喜)
ブリオッシュとチーズ、自家製のイチゴジャムが添えられています。
フォアグラって動物の脂じゃないですか…
なのになぜ、イチゴジャムとこんなに合うのですか??
もはや意味の分からない幸福感に包まれます。
そしてサービスしていただいたのはバニュルス。
ワインのテキストでしか見たことのないワインだ…
甘口の酒精強化ワインで、マリアージュのお手本のような組み合わせに
悶え死にそうです。
しかし自家製イチゴジャムは粒感がすごくて美味しかったな~
そのままブリオッシュに付けて食べても絶品だと思います。
お魚料理は「ヒラメのワイン煮」
ここは割烹か、料亭か(笑)??
ドライトマトで野菜を煮ているそうで、スープはしっかりと味付けされています。
ユリ根、オリーブなどが入っており、白ワインと楽しみたいな~ということで
もう1杯白ワインを注文。
ブルゴーニュ・ブランを選びました。
ミネラル感たっぷり、エレガントでコストパフォーマンスの高いワインです。
ヒラメの肝と縁側も出していただきました。
塩がパパッとふられており、そのままいただきます。
ちょっと日本酒持ってきて~!!
と叫びたくなりますが、れとろには日本酒の取り扱いもありますので
ご安心ください。
そしていよいよお肉料理。
「蝦夷鹿のロースト」
添えられているのはロールキャベツとシナモンのきいたかぼちゃ。
ロールキャベツには細かく刻まれた鹿肉が入っています。
出汁がきいててジューシーで◎
蝦夷鹿は驚くほど柔らかく、ジビエと聞いて身構える様な臭みもありません。
おいしい~~
とこれまたサービスいただいた赤ワインと素敵なマリアージュ。
ブルガリアの赤ワインですが、メルロー、カベルネ・ソーヴィニヨン、シラーが
使われており、果実味豊かなボルドータイプのワインでした。
デザートは洋梨のタルトにキャラメルのアイス。
このアイスは洋酒の香りが豊かで、まさにこのお店らしい大人の味わい!
素敵なコースを締めるのにふさわしいデザートでした。
食後は凍頂烏龍茶をいただいてほっこり。
れとろにはどうやらカレーなんかの軽食メニューもあるようで、
ワインバーとして贅沢な使い方もできるようです。
本気のデート、家族でのお食事、接待などに活躍すること間違いありません!
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麻布・れとろ
〒106-0046
東京都港区元麻布3-10-12
TEL&FAX:03-3478-2666
営業時間:18時~25時
麻布・れとろ (フレンチ / 麻布十番駅、六本木駅、広尾駅)
夜総合点★★★★☆ 4.5