4月8日 今日は府立高校の入学式 「君が代」斉唱時に教職員の規律を職務命令で強制する校長もいるとのこと。「国家 国歌」法が成立した時に、強制はしないとは当時の野中官房長官の言葉です。しかし、上司の命令は有無をいわず聞け。聞かなければ処分とは、まさに官僚統制の最たるものではないでしょか。
脱官僚と叫ぶ橋下大阪府知事が、新規採用者の任命式で「思想、信条の自由と言っている場合じゃありません。国家・国民を意識してもらうため、今後ことあるごとに国歌斉唱を求めていきたい」と訓示したと4月1日の朝日新聞(夕刊)に載っていました。少なくとも弁護士でもある人の言葉とは思えません。
公務員にも思想信条の自由、基本的人権は保障されるべきです。新入職員へは、「公務員として府民の立場に立って良心に従って仕事をすべき。上司の命令でもおかしいことおかしいと言いなさい。」と言うべきです。自由にものを言えない公務員、上司の顔色ばかりうかがう公務員は府民には顔を向けません。橋下知事へ抗議をします。