林業利権をぶっ飛ばせ ~豊田市水道水源保全基金~編4
さすが原田裕保(森林課長)だ。
一度作った集金システムをそうやすやすと手放すわけがない。
目的を逸した税金の徴収を止める。
という感覚がまったくないのが問題である。
「水道水源保全事業のリニューアル」
と銘打ってはあるが、
市町村合併後、使い道のなくなった税金が塩漬けになっていた現実があり
その塩漬け基金を外部より指摘されて初めて使い道を探しているようでは
本末転倒である。
報道発表資料では、
「使用目的が明確な基金。」
「水資源に直接結びつく施策に限定。」
「市町村では全国初の取り組みとなる。」
という威勢のいい言葉が並んでいるが、実に行政的な考え方である。
豊田市は合併後、一般会計から
間伐費用が捻出されるようになりました。
よって水道水源保全基金による間伐費用
の捻出は不要になりました。
だから基金が塩漬けになっていたのです。
不要になったのなら市民に還元
(基金の廃止)
すれば良いと思うのだが、
無理やり使い方を探す行政のやり方は
正しいのか否か。
そして、この基金がのちに「産廃業者の土地を買え」という珍回答に繋がっていくのであった。