ブログ170回目、色々読みました | シミーノのブログ

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こんばんは、シミーノです。

冬の休みの合間に色々読んだ本の紹介をしたいと思います。

まず、『ちぇんごく(下)』(作者:絵/宮下英樹、文/本郷和人 ヤンマガKCDX)。

ブログ79回目で紹介した、『ちぇんごく(上)』の続きです。

元は、戦国時代の織田信長の武将豊臣秀吉の部下、仙石権兵衛を主人公にした、『センゴク』『センゴク天正記』という漫画(センゴクシリーズ)の番外編です。

センゴクシリーズについての説明は、ブログ79回目で行っているので省きますが、前回同様に戦国時代の素朴な疑問「合戦に勝つってどういうことですか?」、「戦国時代って何ですか?」等、戦国時代の疑問を、センゴクシリーズに登場する武将達をデフォルメして描いた漫画と、武将達の会話文により説き明かしていくので、より戦国時代の文化が楽しめます。

特に、『ちぇんごく』シリーズ最後とあって、最後の議題「戦国時代って何ですか?」は主要戦国大名が登場するので、日本史、特に戦国時代好きの人にも楽しめるのではないかと思います。

次の一冊は『アイスクリン強し』(作者:畠中 恵、出版:講談社文庫)。

作者をご存知の方なら、『しゃばけ』シリーズ(出版:新潮文庫)が思いあたるかもしれません。

『しゃばけ』シリーズは、江戸時代の薬種問屋の長崎屋の若旦那・一太郎が主人公で、病弱な一太郎を守るべく、いろんな妖怪が一太郎の世話や遊び相手をする中で、いろんな怪事件を一太郎や取り巻きの妖怪達がどんちゃん騒ぎの末に解決するという、面白いシリーズです。

ちなみに、『アイスクリン強し』は、幕末から明治に変わった時代で、洋菓子屋を始めた皆川真次郎の元に、洋菓子をつまみ食いにきた元幕臣の警官たち「若様組」や、成金商人でユニークな性格の琢磨、琢磨を父に持ち、お菓子や真次郎に気をかけるヒロイン沙羅らが、真次郎にトラブルの種を提供し(笑)、ドタバタ騒ぎを経て、真次郎や若様組らがトラブルを解決する、短編集です。

本作品は、トラブル解決の過程も面白いですが、洋菓子職人として奮闘する真次郎の洋菓子作りの過程も読めますので、お菓子好きの人には楽しいシリーズと思います。

そして、『しゃばけ』シリーズや『アイスクリン強し』に共通して言えるのは、それぞれの話の時代の文化が理解しやすいので、歴史に詳しくなくても、その時代の世界観を楽しめることです。

では、失礼します。