SHIMIAです。

私たちは知らず知らずのうちに
自分に規制をかけています。

「これはしちゃいけない」とか
「こんなこと考えちゃいけない」とか。

または
「こうしなきゃいけない」とか
こうでなきゃいけない」とか。

そんなふうに考えることは
決して悪いことではありません。

自分の良心による導きであったり、
自分が信じるもの、信じることによる導きで
あったりします。

正しい道に進んでいるという
確信をもっているならば
そのままでいいのです。



でも、
自分に課した制限が
他人軸、
つまり、
他人の考えや価値観によるものである場合、
自分を苦しめている場合があります。

自分をとりまく制限に違和感があって
苦しいと思っているのなら
その苦しさから自分を救い出すために
きちんと心の中の自分と向き合って
心の声を聞く必要があります。



「苦しい」
「つらい」
「なんだか違う」

そう思っているのに
その環境にずっと自分を置いている場合、
心のどこかで
仕方ない」
「従うしかない」
「こうするしかない」
と決めつけて、
他に選択肢をもつということを自ら放棄しています。


確かに
自分をそこから救い出したり
環境を変えることが
難しい状況にいるかもしれません。

だからこそ心の声を聞いて
「自分は本当はどうしたいのか」
知る必要があります。





方法は簡単です。


これまでのブログでもご紹介していますが、

どうしたいの?」

そう自分に聞くだけ。

何度も何度も心の中の自分に
「どうしたいの?」
「それでいいの?
って聞いてみてください。

しばらくすると
「2人の自分」の会話が始まります。




「苦しいんでしょ?それでいいの?」

「だってどうしようもできないんだから仕方ないじゃん」

「本当はどうしたいの?」

「本当は…、
ここから抜け出したいけど、そんなことできるわけない」

「ここから抜け出したら、どうなる?」

「そんなの考えたことないからわかんないよ。
たぶん、全部終わる」

「本当にそうかな。本当に全部終わる?」

「終わるよ。全部、失う」

「そうか…。
じゃあ、失うと思うもの、ひとつひとつリストにしてみよう」

「まず、今まで積み上げてきたもの。
それに費やしてきた時間。それに人間関係とか…」

…こんな感じの会話が心の中(頭の中)で繰り広げられます。

「どうしたいの?」と本心を聞き出そうとする自分は
結構、頼れる存在です。

うまーく、心の声を汲みとってくれます。
それでいて、冷静に見抜く力も持っているので
ちゃんと現実の自分を導いてくれます。

もっとすごいことに
この本心を聞き出そうとする自分は
愛があって優しくて
苦しむ現実の自分を
本気で救い出そうとしています。



だからね
心の底から頼っていいんです。
不安や悩みをさらけ出していいんです。
心の中なんだから誰に見られるわけでもないし。

本心を聞き出す頼れる自分が
どうやって悩んで苦しむ現実の自分を
導いていくのかについては、またシェアしますね。


最後までお読みくださって
ありがとうございます。



愛を込めて


SHIMIA