世界中の、何十という研究所が、(WHOによれば、34の研究機関)新
型コロナウイルスのワクチン開発に、しのぎを削っているのは、ニュースで知るところです。
中には、最終段階に入っていて、来春までに、何億人分、世界中に供給できるという。
日本でも、いくつか開発の途中であり、近い将来、実用化できるらしい。
ちょっと、待ってください。
なんという脳内お花畑。あるいは自社株高騰ねらいの、超楽観主義な人達でしょう。
エイズワクチンは、30年以上も世界中で研究開発しているのに、ちっともできていません。
サーズやマーズのワクチンは、途中で感染が終息したこともあり、開発が立ち消えになっています。
そもそも、コロナウイルス感染症に対してのワクチンは、今までに、ちっともできていないのです。
ちゃんと機能するワクチンを開発するには、最低でも、4~5年はかかるでしょう。
一つは、健康な人に接種して感染を防御するワクチンは、究極の安全性が求められるからです。
長期にわたる安全性の確立が必須であり、ワクチンによって感染し、症状が悪化した、死亡したというのが、絶対に許されないからです。
二つ目には、ウイルス特にコロナウイルスは、極めて変異しやすく、ワクチンができても、効きが悪い、あるいは、さっぱり効かなくなった、ということがあり得るからです。
ウイルス感染症の新しいワクチンを使用したため、人類のほとんどが死んだ、あるいは生き残ってゾンビになった、という映画を見たことがあります。
まあ、アメリカ人は、土葬の関係からゾンビが好きなのですが、コロナの予防ワクチンで死んだり、ゾンビになっては、しゃれにもならないですね。
ウイルスと人類の戦いは、何千年にもわたりますが、完全に制圧できたのは、天然痘のウイルス、ただ一つです。
天然痘は本当に悲惨な病気ですが、症状が明らかなため、数百年に及ぶ悪戦苦闘の末に、地上から消滅させることができました。(数か所の研究室で、ウイルスそのものは保存しているそうですが)
新型コロナウイルスによる感染症は、無症状や軽症状の人も多く、他の感染症と違い、蔓延を止めるのは難しいのです。
完璧なワクチンができるかどうかですが、例えできても何年もかかるなら、世界中の多くの人が感染するまで、パンデミックは、断続的に続くと、覚悟した方が良いでしょう。
マスクをする。3密を避ける。夜の街に行かない。飲み会を避ける。Go Toをやめる。都市をロックアウトする・・・
などの、表面的なことをどんなに続けても、必ずぶり返し、何年も何年も、続いていきます。新型コロナウイルスが、すぐに消滅することがないからです。
さて、覚悟ができたところで、今日は、ソバカスの話をします。
この写真の茶色の色素班は、思春期よりあるとのことで、シミと言うよりソバカスに近いものです。
一つ一つの色素班は、通常のソバカスより、かなり大きめになっています。ただ、色素は表皮にあるため。レーザーで簡単に取ることができます。
本人の希望で、試しに、中央の大きなものを10個ほど取りました。
要した時間は、数分ほどです。
麻酔は注射でなく塗り薬ですので、注射の痛みはありません。
2か月後です。
真ん中の色が抜けていますね。
次に、外側の大小合わせて20個を取りました。
1か月後です。
少し赤い所がありますが、あと1~2か月で消えます。
昨日、真ん中から内側にかけての10個余りを、レーザー照射しました。
本人の同意を得て、動画にまとめています。
通常のソバカスは、レーザーの照射時間は1秒ですが、これは少し大きめなので、1~2秒かかっています。
使用しているレーザーや、照度の強さは、企業秘密なので明らかにできません。
普通の美容外科や皮膚科に置いているレーザーは、出力を最小にしても、大変強いので、こういった使い方はできないのです。
レーザーの強さは距離の2乗に反比例します。
光源を遠ざけると弱くなりますが、フォーカスが散ってしまうため、正確な施術ができません。
皮ふに強いレーザーを照射しますと、傷跡になったり、赤味が消えるまでの時間が、非常に長くなります。
また、色素感応性のレーザーは、薄いシミやソバカスを取るには適さず、何度も照射したり、再発したり、倍の大きさになったり、結局は取れななった、ということになります。
しみ・ほくろクリニックでは、シミ、ソバカスは、必ず一度で取れて、再発はしません。
ソバカスは大きさに関係なく、費用は一つ2000円ですが、40個以上取られる場合は、半額以下に割引いたします。
麻酔は、注射でなく塗り薬ですので、ご安心ください。
動画で、ぶつぶつ言っているのは・・・
「このソバカスは、周辺が、少しギザギザなので、コロナウイルスに似ているなあ・・・」
「えっ?」
助手が、思わず声を上げる。
「しかも、普通のソバカスの何倍もある。おかしい・・・」
「これが、ですか」
「しかも、コロコロしている。新型のソバカスなのだろうか・・・」
「先生。大丈夫ですか?」
「そうだ。これは、新型コロナソバカスだ」
「先生ッ。人のソバカスで、遊ばないでください!」
このようにして、しみ・ほくろクリニックの1日は、過ぎていく・・・