第21回阿佐谷EDO弁サロン | 占子の兎活動日記

占子の兎活動日記

占子の兎へようこそ。
公演情報、稽古場日記を随時更新中。

 

本日は2022年最後のEDO弁サロンです

 

《15時ー17時クラス》

 

男性1名、女性4名の5名。

最初は久保田万太郎の短編小説「加勢」を読みます。

朗読には適した作品。

東京弁が随所に入る作品。

○地の文章こそ語るー語尾が掛からないと落ちてしまう。

○活字に向かって喋らない。

○「、」の後下がらない、のせていく。並列にならない。

○「」の中と地の文のレベルを変える。「」の会話分はぶつけていく。

○「」の中の会話文は過去。地の文が現在。

〜換気休憩〜

休憩後は「粗忽長屋」

○台詞を置きにいかない。思い切って喋り切る!

○ガッツリ相手のセリフに引っ掛かっていく。

○テンション上げる。落ち着かない!

○真面目に思い込みのそそっかしさが出ないと面白くない。

○ひとつづつ立ち上げていく。

 

《18時ー20時クラス》

 

女性5名で「加勢」からスタート。

○朗読はベクトルを活字に向けない。地の文は喋り切る。

○地の文を説明文として読まない。作家の台詞。

皆さん、東京弁のアクセントに悪戦苦闘。

○「お前」ー「おめえ」

○久保田万太郎作品の「、」「。」「・・・」には意味がある。

○朗読ー読みにいく、喋りにいくことをしない。お客様に聞きに来させる。

○言葉の調子だけにならないように。自分の言葉で喋る。

○言葉を置きにいかない。放り投げていく。

〜換気休憩〜

休憩後は夜クラスも「粗忽長屋」。

○思い切ってどんどん出していく。

○自分から出ない、相手からとってかけていく。

○話の行き違いを作るためベクトルを変えていく。

お互いが条理を喋っていていき違うー不条理。

○積み上がっていくからオチになる。

 

次回第22回は新年2023年1月19日です🌸

皆様どうぞ良いお年をお迎えください。