若くして老いないために。 | 思考の散歩道

思考の散歩道

毎日いろいろなことを考えています。そんな思考の散歩で感じたことを書いていきます。

先日1年ぶりに友人に会って驚いた。
ショックだった。
友人は1年前に事業を廃業した。そしてそれ以来実質的に働いていない。
同い年なのに・・・
たった一年で・・・
こんなにも老け込んでしまうのか⁉️
既に初老の雰囲気すら漂わせている。
50歳を過ぎると人生の明暗が明確になってくる。地位や名誉とは関係が無い。
それは40代をどう生きたかで決まる。
だから気がついたときにはもう「お前はすでに死んでいる」なのだ。
ダニエル・レビンソン著『ライフサイクルの心理学』では20代には20代の発達課題があり30代には30代の発達課題があると。
そして40代の発達課題は「人生半端の発達課題」がありこれを乗り越えるか乗り越えられないかでそれ以後の人生は大きな差が出ると。
各世代の発達課題をクリアしていくために生きなければなりません。

古代インドのマヌ法典に書かれた理想的な人生を表す四住期より

「学生期(がくしょうき)」 将来に備えて、学問、技術、教養などを身につける時期。
「家住期(かじゅうき)」 勉学や訓練を終えて、職業を持ち家庭を営む時期。
「林住期(りんじゅうき)」 その勤めも果たし、自然に向き直って自分自身の人生を静かに見つめる時期。
「遊行期(ゆぎょうき)」 家を捨て死に場所を求める放浪と祈りの余生の時期。

今は死ぬまで学生期ですが、50代になるまでにこれを怠ったり家住期をいい加減にしてしまうと50代で人生の成長が止まってしまい60代あたりからの林住期に入ることができない。
生きながらにして死んでいる人生を送ることになってしまう。
手を抜かずに50代を生きます。