脚本の岡田惠和さんの作品は好きでDVDなども何作か所有している。
セリフが良いのよね。
写真の三作品の他に映画『深呼吸の必要』も持っています。
以下
岡田惠和さんの作品のセリフから引用
『彼女たちの時代』から
「何かしたい。自分が変われるほどの出来事なんて、もうないのかもしれないけど……何かがしたい。
何もかも忘れるほど何かに夢中になってみたい、心の底から笑ったり、怒ったり、泣いたりしたい……
私はここにいるんだ……それをだれかにわかってもらいたい……」
「なんかつまんなくて、死んじゃおうかなぁ、なんて考えたこともあったなぁ、なんか自分が生きててもしょうがないんじゃないかと思って。
でも、いざ死のうと思うほど、すごく嫌なことがあるわけじゃなくてさ、で、それがまた情けなくて。でさ、誰もいないビルの屋上からさ、こう下を人がいっぱい歩いているじゃない? そこに向って叫んだりしたのよ」
「よくテレビや雑誌では、前向きに生きよう前向きに生きようと、まるでバカの一つ覚えみたいに言うけど、私はあれが嫌いだ。
問題は、そんなに簡単ではない気がするのは私だけだろうか。
いったいどっちが前なのか、わからないのは私だけなんだろうか」
「映画やドラマを見ていて……いつも思う。幸せそうなハッピーエンドなんてウソなんじゃないかと……本当はハッピーエンドの後が大変なんじゃないかと思うのだ……何もかも解決してしまったかのようなラストシーンのその後も人はずっと、
生き続けていかなければならないのだから」
「多分、人が生きていくのって……面白くないし格好悪いことだらけなんだ。
ドラマチックな出来事なんて、そんなにあるわけじゃない……
小さな小さな日常がずっと延々とつながっているだけなんだ。
でも今、私は思う……同じように悩んでいる人がいる……
同じように答えを出せずにいる人がいる、私だけじゃないんだ……
そう思えただけでよかったと思う」
『最後から2番目の恋』から
世界を嘆くのではなく世界を信じるんだ。私だってその世界の一員なのだから。48歳の若造は今、そんな風に思う。人生とは自分の未来に恋をする事。一人でするのがつまらなければ誰かと一緒に未来に恋をしよう。
決して手抜きではありません(笑)