人は自分の優先順位が低いと感じると不快に思う生き物です。 | 思考の散歩道

思考の散歩道

毎日いろいろなことを考えています。そんな思考の散歩で感じたことを書いていきます。

飲み会やイベントを主催するときに起る優先順位のトラブル。お誘いすると「スケジュール調べてから連絡します」と言う人ほどギリギリまで連絡してこなかったり、こちらからお伺いを立てるまで返事が無い人が多い。


もちろん仕事柄スケジュールがギリギリまで決まらない人もいるので一概にトラブルとはいえないけれどお誘いした側ではいろいろな思いが錯綜するものです。


意識してはいないかもしれませんが、優先順位が高ければ人はなんとかスケジュールを工面して参加するものです。もしどうしてもスケジュールの都合でいけないのならばすぐにその旨を連絡する。それは次も誘って欲しいから。


ある社長にそういった場合の対処について教わりました。ベストは誘われたときに行くか行かないかを即答する。もし行く気がない場合でも「その日はスケジュールが入っていて申し訳ありません」と言えば誘った相手は気を悪くすることがありません。逆に即答しないでギリギリまで返事をしなかったら誘った相手はどう思うでしょう。


ケースバイケースではありますが・・・・


「私の優先順位が低い」と・・・他に優先順位が高い用が入ったのでギリギリまで返事をしなかったのではと考えてしまいます。


主催者の立場で言うと、ギリギリまで席を用意していてドタキャンに近い状態になるので損害を被ることにもなります。


もし「行けない」と即答してその後でスケジュールの都合がついて行けるようになった場合は「先日お誘いいただいた飲み会いまから参加可能ですか」と言えば済むことです。


人間関係とは難しいですね。



もうひとつ、「私はもう誘わないでね」と言う場合はどのようにしたらよいでしょう。

当たり前ですが誘ってくれた人に「私はもう誘わないで」と言えば角が立ちます。当事者同士なら問題はそれほど大きくなりませんが周囲の人たちとも繋がっているのが人間関係というものです。


これに対しても教えていただきました。



それは・・・・・



その人とは丁寧に接する。やりすぎると嫌味になりますが程よく丁寧に接すると相手はそれなりに距離を置いてくれるものです。ただ丁寧の塩梅を体得するには当たり前だけれど、それなりの痛みと努力の積み重ねが必要とのこと。


一番悪いのは、とても親しく接しているのに誘われれば断る。これをやられると相手は傷つきます。


いま「嫌われる勇気」なんて本が出ていますが人を傷つけて嫌われる勇気を持とうなんて事ではないので御注意を。


追伸・・・結局全ては人と関っていく中で学ぶこと。自分の都合の良い人ばかりと関っていても成長はしないし、関らなければ更に成長は難しい。「この世は学びの場」とはよく言ったものです。