最近三人の人から同じことを言われました。「言われてみれば確かにそうだ」と納得。それは「Shimeさんが応援する人はみんな物事が上手く行ったり、幸せになるよね」と。
自分のクライアントはここ三年で全て黒字経営になったし。やはり私のクライアントで4年前から応援している人は今やベストセラー作家だし、別のクライアントも昨年自分の作品が文部科学大臣賞を受賞した。
改めて振り返ると私の周りは「いいこと」でいっぱいだ。「めでたし、めでたし」・・・・・と
おい、
ところで・・・・・
おまえ自身はどうなんだと・・・・・
いまひとつパッとしないけれど身体の調子も以前に比べると見違えるほどよくなったし、人間関係のトラブルは一昨年の夏を最後に起っていないし、新しい分野への挑戦も始まっている。
ということでこの言葉。
「成龍昇天作蛇入草」 せいりゅうしょうてんさくじゃにっそう
意味は「縁あって龍となったならば、臆することなく天空に飛翔して風雲を巻き起こし、堂々と国家社会に仏法の真理を伝え人生を導き、また縁あって蛇となったならば、草やぶに潜み、人に知れずともひたすら潜行密用して陰徳に励み、世の一隅を照らす」
「縁」を大切に生きることが大切ですね。
前置きが長くなりました。
「準備」にはいろいろあります。
①必ず複線を作っておくこと。以前ドミノ倒しでギネス挑戦なんて番組がありました。あのドミノ倒しは本線があってその他に何本かの複線が走っている。もし本線がトラブルで止まっても複線が本線になりドミノを倒していく。
つねに複線をつくり保険をかけておく、そのために準備は必要です。
②バッファー(緩衝材)を作る。よく「自己責任」と言う人がいます。そんな人の話を聞くたびに「この人は本当の底を味わったことが無い人なんだな」と実感する。優秀な経営者ほどバッファーづくりにエネルギーを注ぎます。たとえば1勝99敗でも99の負け(失敗)が小さな失敗であれば問題はありません。でもその1敗に痛恨の一撃があったら立ち上がるのに数年から数十年、もしかしたら一生立ち上がれずに終わってしまうことがある。
直撃弾を受けないようにバッファーを作ることは大切です。
そのほかには以前紹介した赤星憲広さんの著書『頭で走る盗塁論』をお読みになれば「準備」と言うものがいかに大切であるかお分かりになると思います。
そしてコンサルタントや成長お助けビジネスでお金をいただく場合はその人の「準備」がどこまで出来ているのかを見定めてアドバイスをする必要があるでしょう。
人の人生や生き方に関る仕事は責任を伴うので大変です。
企業経営なら「安売りなら小学生でも売れる」。同じように「やりたいならやればいいと闇雲に背中を押すのは中学生でも出来る」。
いかに高く売るか、いかにその人を見極めて背中を押すかが出来る人がプロなんでしょうね。