所謂あちらの世界との関り方  その2 | 思考の散歩道

思考の散歩道

毎日いろいろなことを考えています。そんな思考の散歩で感じたことを書いていきます。

昨日の続きです。


さて、時代が大きく変化をするときに人は不安に成ります。

この不安を何とかしよう、そう思うのは当然のことでしょう。


そして、所謂あちらの世界・・・・つまり見えない世界に助けを求めていくことになります。


成長すればなんとかなる。自分を変えればなんとかなる。


そう考えてあちらの世界


つまり


心・潜在意識・心霊・魂など・・・・・目に見えないもの・・・あちらの世界に嵌りこんで行く。



ゲシュタルトセラピーの創始者フリッツ・パールズの言葉


以下引用


「危険な時代を迎えようとしている。それは言葉だけの安っぽい癒しの流行する時代に入りつつあることを意味している。速攻の癒し、つかの間の喜び、インスタントな感覚活性術などである。にせの療法や詐欺師に似て、何か一つの症状が無くなると、もうすべて癒されたとみなす手口を使う。人にとって成長に必要な要件を無視し、真の潜在能力を掘り起こさず、また誰にも備わっている創造性の開発を試みることなく、薄っぺらい解決法が横行している。」


引用以上


この文章は1960年代のものだそうですが、これから益々このようなワークや勉強会などが沢山出てくるでしょう。


べつに悪いと言っているわけではありません。


エンターテインメントとして軽い気持ちで楽しむのは有りだと思いますが、往々にして多くの場合これらのビジネスの餌食になっていく人が多いのが現状です。


あちらの世界との関り方  その1


依存しないこと



お金と時間は大切にしましょう。



つづく