全国指名手配24時 -ブログ大捜査線--市橋容疑者送検 「医者になれなかった」 送検のため行徳署を出る市橋達也容疑者=12日午前11時29分、千葉県市川市(大西史朗撮影)(写真:産経新聞)


 千葉県市川市で07年3月に英国人女性が他殺体で見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された市橋達也容疑者(30)は13日朝も食事をとらなかったことが、県警への取材で分かった。逮捕された10日夜以降、少なくとも2日半以上は絶食を続けていることになる。県警幹部も「すねているのかどうか、意図が読み取れない。


逃げるという目標を失って放心状態なのか」と困惑気味で、医師に受診させて点滴などで栄養を与える検討も始めた。

 行徳署捜査本部などによると、市橋容疑者は10日夜に大阪市内で逮捕され、翌11日未明に同署に移送・拘置された。署内では出されたお茶を飲むだけで、これまでに出された計7回の食事(11日と12日の朝昼夜、13日の朝)にはまったく手をつけようとしない。捜査員が食事を取るよう勧めても「いりません」と断るという。

 12日の送検時の市橋容疑者は、捜査本部が今月5日に公開した写真(先月下旬に撮影)に比べてかなりやつれた印象だった。このまま絶食を続けると体が衰弱し、取り調べに耐えられなくなる恐れも出てきたため、捜査幹部は「医師による健診も検討している」と話している。

 取り調べ中、死体遺棄容疑に関する話題になると、依然としてうつむいて口をつぐんでしまう状態で、「会話が成立しない」(捜査幹部)という。

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