全国指名手配24時 -ブログ大捜査線--行徳署を出る市橋容疑者 送検のため千葉県警行徳署を出る市橋達也容疑者(中央)。市橋容疑者は取り調べで、事件や逃走の経緯について何も話していないという(12日午前11時29分、千葉県市川市)


 千葉県市川市で2007年3月、英国人女性リンゼイ・アン・ホーカーさん=当時(22)=の遺体が見つかった事件は12日、市橋達也容疑者(30)が死体遺棄容疑で逮捕されてから3日目となった。県警行徳署捜査本部によると、同容疑者は事件やリンゼイさんについての質問に沈黙を保っている。


 捜査本部は、指名手配中から科学的手法で容疑者像を分析する「プロファイリング」をしており、取り調べは市橋容疑者の性格を「ある意味知り尽くした」(県警幹部)とされる警部補が担当しているという。


 捜査本部によると、市橋容疑者はうつむいた感じで調べに臨んでいるが、事件については何も話していない。逮捕直後は家族についてぽつりぽつりと話したが、雑談には応じないという。


 行徳署で出す食事には手を付けず、お茶を飲むだけで、公開された整形手術後の写真よりもやつれた様子としている。


 捜査本部は指名手配中のプロファイリングで、市橋容疑者の性格を「イメージにこだわり、自分が強く優れているといった自己意識を持つ」「社会的に未熟な半面、表面的な対人能力がある」などと分析していた。


 捜査関係者によると、市橋容疑者を取り調べているのは、事件当初から捜査に当たっている警部補。プロファイリングも踏まえ、同容疑者の性格に精通したといえる捜査員という。 


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