全国指名手配24時 -ブログ大捜査線--捜査本部がある千葉県警行徳署に入る市橋達也 捜査本部がある千葉県警行徳署に入る市橋達也容疑者。同警察署は、2年7カ月間に及ぶ逃走ルートや資金の出所を解明するとともに、リンゼイさんを殺害した疑いもあるとみて調べる(11日午前0時46分、千葉県)


 千葉県市川市のマンションで平成19年3月、英国人の英会話講師、リンゼイ・アン・ホーカーさん=当時(22)=が他殺体で見つかった事件で、死体遺棄容疑で逮捕された市橋達也容疑者(30)がおもちゃの拳銃を所持していたことが11日、千葉県警行徳署捜査本部の調べで分かった。捜査本部は同日午前から市橋容疑者の本格的な取り調べを開始する。

 捜査本部によると、ピストルのおもちゃは、セカンドバッグの中に入っていた。逮捕時の市橋容疑者は、グレーのスエットとジーンズ姿で、ニット帽を被っていた。サングラスはしていたが、ヒゲなどは生やしておらず、髪の毛の長さも5日に公開された写真と比べて変化はなかったという。

 市橋容疑者は、10日午後6時45分ごろ、大阪市住之江区の南港フェリー乗り場で身柄を確保されているが、待合室でいすに横になるような格好で寝込んでいたという。「かなり疲れていたということだろう」(捜査幹部)。

 逮捕後は捜査員らの問いかけにもほとんど答えず、大阪から行徳署へ移送される間も終始うつむいていたという。

 捜査本部は事件発生時から約140人の体制を維持し捜査。先月まで潜伏していたことが分かっていた大阪府には逮捕時に60人近くの捜査員を派遣していたという。

 市橋容疑者はこれまでに複数回の整形手術を行っていたとみられており、捜査本部は11日からの調べで、手術代の捻出(ねんしゅつ)方法やこれまでの逃走経路などを追及していく方針。

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