人間ってのはほんとに強い。

簡単にヘコタレない。

ちょっと違うな。

ヘコんでも、踏み止まろう、乗り越えようとする強さがある。

日々そういうことを感じている。


今日、入社して初めて仕事で東京に行った。

駅や空港の土産を見て廻ってきた。

仕事で東京に行くことにちょっとしたステータスを感じてしまうのは

自分が田舎者なんだろう。だがそれくらいがちょうどいい。


最近の自分は沈んでいるわけでもなく

かと言って何かに猛烈に燃えているわけでもなく

淡々と自分のペースで仕事が出来ている気がする。

ようやく落ち着いてきたのかなという感じである。


相変わらず好きになれないものは好きになれないが

そういうことは気にしないことが出来るようになってきた。

自分が変われば、必然と周りとの関わりも変わってくるのだ。

分かってはいたことであるが、なかなか出来るもんじゃない。


こういう感覚が大人になったと感じるべきなのか

それとも、この感覚に慣れていくのを危惧するべきなのか

今の自分では判断が付かない。

一年前の俺が今の俺を見たら、きっとドン引きするんだろうなと思うと

何故だかにやけてしまう。


なるようになるさ。俺の人生じゃないか。

ただ最近は自分以外の何かの為を持ちたいと思うようになってきた。

自分という枠組みから、外に目が向き始めてきたのだ。

余裕が出てきたからなのか、そういう年頃なのか

それともただ単純にいつの間にか寒くなってきた気候がそう思わせるのか。


何にせよ、俺の好きな季節がもうそこまで来ている。

会いたい人や話したい人がたくさんいるのに実現できない虚しさ。

なんとかならないものか。


まあそんな感じで。



おわり。
見てきたものや聞いたこと 今まで覚えた全部

でたらめだったら面白い そんな気持ち分かるでしょ


甲本ヒロトはそう言ってっけど

でも結局個々人を形成してるのは

今まで自分が見てきたことや聞いたことなんだよな。

つまり、自分の経験が今の自分を作ってんだよ。


綺麗ごとだ、偽善だ、なんも分かっちゃいねえ。

言うのは勝手だよ。

でもやってから言えよ。


食わず嫌いほどカッコ悪いことはねえよ。

とりあえずやってみよう。

クソみたいなことも経験してみよう。

俺らはやらなきゃわからないバカなんだ。

でもバカなやつとかっこいいやつは紙一重じゃねえか。


人間はいずれ死ぬ。

守って安全で何も浮き沈みの無いのも確かに大事。

でもそれで納得できんのか?


気を遣って、やりたくもない事をやらされて

しょうがないことなんだと自分に言い聞かせて

そうやって何十年も生きて

お疲れさんって放り出されて時に何が残る?


今まで散々失敗してきて

その中の少しの成功に一喜一憂してたのに

大人になったらそういう生き方しちゃダメなんか?


できるかできないかじゃない。

やるかやらないかなんだ。

じゃあやるなら今しかねえ。


俺の周りにはそういうバカばっかりいる。

ってことは、つまりそういうことなんだろ。

俺がそれじゃあつまんねーって思うのもそういうことなんだろ。


結局自分がどう思うか、何を経験していくかなんだな。


まあそういうことで。


おわり。
まああれだな。

人間は中途半端だとダメになっていくんだな。


ほんとに忙しいと何も考えてる暇もなくて

逆にアドレナリンが出てきて、高揚感を得て

おそらく正しくない判断に追いやられながら

生きているんだか、ぎりぎり死んでないだけなんだか


それでも「これを乗り越えれば、きっと」って期待を持ってしまうところに

俺は人間の凄さというか恐ろしさを覚え

どこに何をぶつけていいんだか分からない

自分の中に消えていく何かを感じながら


おそらくダメージをすごく受けているのに

なんだか動けてしまう身体に神秘を感じながら

いつも異常にビールが身体中に染み渡るのを感じて

今日も一日が終っていくからなぁ。


まあそんな感じで。



おわり。
ほんのちょっとしたことでも気分は上昇する。


それは新しく卸したフカフカのバスタオルであったり

くすんだ蛇口を磨いてピカピカにしたり

アイロン掛けをしたピシッとしたシャツを着たり


明日のイヤな事は消え去らないけれども

今の自分を少しでも幸せな気分にしてやる。


最近は気分や感情についてばかり書いている。

そういう時期なんだな、と思う。

今ある状況の中でちょっとした贅沢や変化を重ねて行こうと思う。

俺はまだまだ生きている。


まあそんな感じで。



おわり。
もう相当のところまで麻痺しているのかもしれない。


日に日に仕事は自分を苦しめるばかり。

苦しんでいると感じる自分がおかしいのか。弱いのか。

嘆くことは許されないことなのか。


何が正しく、どこに進むべきなのか。

無理強いをしてでも越えた先には何があるのか。

もはや俺には分からない。


仕事とはこんなに厳しいものなのか。

社会とはこんなにもがき苦しむものなのか。


今まで楽をしてきたツケが今回ってきているだけで

人は皆同じように苦しむものなのかもしれない。


ただもう俺は疲れた。

普通に生活したいだけなのに。

普通に人間らしく生きたいだけなのに。

普通とはこんなにも手に入れることが難しいものなのか。


希望や夢など何もない。

今は自分を守るように生きることに精一杯だ。


なぜこんなにも次から次へと困難が舞い込むのか。

いつになったら一息休めるのか。

一体俺は何のために耐え忍んでいるのか。

もう俺はそんなことを考える頭もない。


最後の覚悟だ。

腹をくくるときは今来ているのだ。

なりふりなど構っていられない。

先のことなど案じる余裕はない。


もう恐れるものは何もない。

期待もしない。

綺麗ごとなど何もない。


自身の殻が打破される予感がする。

いい意味でも悪い意味でも。

今まで培ってきたものは全て崩落する。

自尊心やアイデンティティは重荷でしかない。


裏切られ続け、身体に鞭を打ち、

何事も感じないようになったなかで

日に日に溜まっていく何かに恐怖を感じ

当たり前のことさえ当たり前に出来なくなっていく自分を

まるで他人に降り注ぐ不幸のように遠い目で眺めている。


腹をくくるのは今しかない。

俺はもう知らん。