今日の夕方、時間はありますか!?
聞かれた。
向かいの席の派遣社員さんを見ると、
うなずいた。
あります。
言いました。
お仕事の打ち合わせだと想ったが、
席の近いおっさんずでお食事に行こうって事だった。
これがサラリーマンだね。
派遣会社の担当者が、
サラリーマンをしましょう。
言ってたな。
何処へ行きましょうか!?
派遣社員さんが、
僕が焼き鳥を食べたいと言ってた。
伝えてくれたみたいだ。
予約もしないで、焼き鳥屋さんに行く。
満席です。
何軒か断られた。
どんなお店だって良いですよ。
お魚料理自慢のお店に決まった。
・・・
僕のお母さんは、海女士です。
僕のお父さんは、元コックの漁師です。
ですが、
僕は、お魚料理がとっても苦手です。
言わないと、
遠慮して食べていない。
思われる!?
難しいね。
お刺身が来た。
美味しそうだね。
僕は、
大根のツマばっかり食べていた。
何か注文したら!?
こんな時は、ブリカマ。
逃げ道は持っている。
アラ煮で、ヒラスの胃袋。
出せないだろうな。
って、
実家以外で見た事がない。
ブリでも良いんだよ。
食べれる事は、もうないんだろうかな。
寂しく想ったよ。