7月7日(日)午前2時57分
兄が67歳で天国へ旅立ちました

昨年3月3日に他界した父を立派に見送った数日後、医師に肺癌であることを告げられた兄

父を亡くしたばかりの母に打ち明けられず、治療を続けながら何も言わず母を支え続けた兄

今年2月9日、息子夫婦や孫と一緒に長島温泉のステージを観に来てくれたんですよ
この時、まさか兄が逝ってしまうなんて思いもしませんでした

私が最後に兄と会ったのは5月15日、旦那さまと一緒にお見舞いに行った時です

その後数回連絡を取り合っていましたが、6月19日に電話で話した時、数回目の抗がん剤が終わったら連絡すると言う兄の声はとても辛そうに聞こえました
結局それが最後の会話となりました

1年3ヶ月、辛く苦しい闘病生活を送った兄は、最後に受けた最も強い抗がん剤の副作用にも耐えて耐えて、、、力尽きてしまいました

苦しみながらも生きる事を諦めず、懸命に最期まで闘った兄を私は誇りに思います

亡くなる数時間前に母へ贈った兄の最後の言葉は「ごめん、ありがとう」だったそうです

安らかに眠る兄の顔は驚くほど父とそっくりでした

きっと、今頃は親子2人で大好きな焼酎を酌み交わしているかもしれませんね

兄が5歳の時私が生まれ、子守りばかりさせられたようです
時々私の足をつねって泣かせていたと笑って話してくれた事がありました
まだ5歳の男の子が赤ちゃんをおんぶして大変だったと思います

あんやん(兄さん)
辛い治療をよく頑張ったね
本当にお疲れ様でした

そして、妹2人と弟1人の面倒をみてくれてありがとう
本当に本当にありがとう

母ちゃんの事、私たちが支えていくから心配しないでね
どうかゆっくりお眠り下さい