備忘録として、記憶を辿り綴ります。
今シーズンの遠征夏山一発目が夏休みを兼ねた四連休で、絶対に外したくなくて、色々と計画していたが、一週間前までは天候がイマイチで、当初、富山の折立から水晶岳ピストンか黒部五郎岳周回とかを考えていたが、今回は天候がイマイチかな?と、判断し、天候が安定している南アルプスの北岳から農鳥岳を縦走する白峰三山縦走に決定。
北岳は以前、朝イチSTARTでピークハントして日帰りピストン山行を実行したが、足が遅く帰りのバスの時間に間に合わないと判断して肩の小屋で折り返して敗退しているので、リベンジも兼ねて北岳を踏んで、その奥の間ノ岳、農鳥岳も踏んで下山してみたいと思う。
7/27(土)
早朝に出発して4:00前に名神に乗り深夜割引をかまして途中何度か休憩して…
SAで、買ったパンと鯖おに。
昼過ぎに静岡から山梨に入ったくらいの所で、少し考えて、この後、どうせやる事ないので、清水港で海鮮でも食べるか!で、清水港に向かい、マグロ丼を食べる事に。
いくらをサービスで乗せるからって少し高めをチョイスしたが少ねっ!でも、美味しく頂きましたのでヨシです。
まぐろ王国 大ちゃん
054-395-9595
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そして、スーパーやら寄って、翌日の目的地から一番近い、道の駅みのぶで車中泊。ぐっすり寝れました。
7/28(日)
道の駅から奈良田駐車場まだ1時間かかるので3時起床、3:30出発。
4:30奈良田駐車場到着。およそ7割の駐車率。奥の方はまだ空いていた。身支度して5:30のバスに乗る為に5時頃にバスの並びに着く。20人くらい並んでた。
やがてバスが2台来た。
僕らは座れたが、立ち乗りも乗り込み、ギリギリに来る客もいて、僕はザックを抱きしめる形で座っていて周りが見えないのでよく分からんが、おそらく客が溢れたのであろう。なかなか出発しない。
10分遅れで出発したと思う。中はパンパン満員御礼。当然、広河原の到着も10分以上遅れての到着となった。
ストレッチしてトイレして、6:50出発。長い旅路の始まり。
まず、白根御池小屋までハイカー、テント泊入り乱れて登るので休憩もせずのしのしと、樹林帯を抜いたり抜かれたりしながら登る。
8:48白根御池小屋到着。小休憩して飲み水を満タンにして出発。急登に挑む。
11:13小屋から2時間半。やっと眺望が良くなって、景色を撮る気になったみたい。
この時、インカメは4:3になってた(機種変してからの初登山やから未設定やね)
12:05 北岳肩の小屋到着。涼しくもあるが、暑い。そしてガスが上がってきた。前回も手ぬぐいを購入した記憶があるが、また買ってる。
13:05 北岳登頂。2年前のリベンジを果たし、昨年の北穂高岳以来の3,000m峰。
景色はガスって真っ白。この先もまだ歩くので、その時を期待して北岳山荘テント場に向かう。
14:09 北岳山荘到着。テン場を確保してテントを立てて横になる。
稜線に出る前から暑いし、息が上がるので呼吸を意識しながら動いていたせいもあるし、テン泊装備を背負ってので、バテていた。ストレッチしたり、少しうたた寝しつつ、手ぬぐいとコーラとポテチを購入してテントでマッタリした。
ガスの切れ目を。ワシ邪魔やな。
17時過ぎにカレーメシを作って食べる。その頃には韓国語が飛び交っていて、彼等はテン場の隙間にテントを立てていた。いつの間にかテン場は隙間無く張られていた。日曜日やのにね。
明日も早朝&長時間行動なので、イヤホンを突っ込み18:30就寝。意外と19時過ぎには静かになっていた(と思う)
7/29(月)
2:30起床。青菜ご飯雑炊verを流し込み、テントを片付けて3:50出発。
前日はTシャツランパンの出で立ちで行動してたが、今朝は長袖ロンパンで。まだ少し肌寒い。
こんな出で立ちで登ってました。
ヘッドライトを点灯して稜線を登ったり降ったりして、たまに、あ!こっちか言うてみたりしながら、ガンガン抜かれながら進む。そう、ここから先は体力自慢と、好奇心旺盛な少し変態な人達しか進まない行程やもんね。
ポコンとしてるのは富士山ね。
朝の天体ショー。最高やね。
稜線は岩稜帯が多いので、気をつけんとコケたら痛いし、痛いで済まん所もあるが、眺望も良いし朝なので涼しい。てか、少し風が強めで時折、風で身体が押されてふらついたりして、良いやら悪いやら。風のおかげで暑くないので水分を抑える事が出来た。
5:36 間ノ岳登頂。ガスってるね~。
しんどいけど、この稜線を楽しまな勿体ないなと思いながら、コケんように景色を楽しみながら登る。
7:21農鳥小屋到着。朝から左肩が痛くて、寝違えたか、前日からの重装備で肩を痛めたのか、あまりの痛みに、一度、結露したテントをザックから出して、広げて水切りをして、少し乾かしてたたみ直した。これだけでも500mlは軽くなったかな?気持ち楽になった気がする。
これを見た人は、何してるんやろ?と思たかも。
降って登って、そっちに行くんやね…と、覚悟しながら撮った。
8:21 西農鳥岳登頂。
ガスが抜けて、めちゃくちゃエエ景色。
富士山は見る山やね。
あの奥に人が見えたから右奥に行くのやね。しんどいけど、この景色もあと少しか…と、思うとなんか切ない。もう終わりかいって。
スライドした人は数人いた。奈良田からか、また塩見岳からか、どこからかは知らないが、変態には違いない(賞賛の意味)どんな体力してんねやろ…エグいわ。
なんしか、何度も登り降りを繰り返す。
9:19 農鳥岳登頂。STARTから5時間30分今回のラスボスに到着した。少し休憩して大門沢下降点を目指す。
最後の稜線からの景色を見納める。
10:17 大門沢下降点到着。少し休憩して稜線の景色を見納めて降る。
ここからは樹林帯なので画像なし。地味やし、キツイ。段差の大きい所多数なので、身体がブレるので体力使うし、コケると大ケガも有りうるので、気をつけて降る。
なんしか、沢山の人に道を譲ったね。ボク達はまだまだやねと、痛感した。頑張りたい。
あ、ボロい丸太橋を何ヶ所か渡渉するけど、行けるっちゃ行けるけど、落ちた事を考えるとゾッとする。
13:00 大門沢小屋到着。コーラを買って喉を潤して、GARMINをソーラー充電する為に日光に晒していたが、1時間後に充電切れで電源が落ちた。2日間の山行はケーブル要るね。
沢沿いから、沢沿いを涼しく歩くのかなと思っていたが、沢から離れたり近づいたり、登ったり降ったりを繰り返す。地味な行程に疲れが増す。なんか大峰を、歩いている様な錯覚すらする。古道なんかな?、よく稜線までこんな道をつけたなと思う。
工事現場の吊り橋(この橋は揺れたな)を渡ったりして、ラストは1時間のロード歩き。地味にしんどい、心折れるわ。誰か車で送ってくれへんかな~って思うわ。
ヤマレコのログで発電所から駐車場までバス乗ったというのを見て、「それくらい頑張れよ」と思っていたが、理解出来た。ボクもバスが目の前に居たならば乗ってると思う。残念ながらバスは止まってなく、トボトボ歩いて17時過ぎに駐車場に到着し、終了した。
駐車場が無く、坂道を歩いて400m?くらい登って行くのが、?やけども、すぐやしエエか。
タオル忘れて取りに戻るのも苦なのでタオル買ったよ。
そして、スーパーで晩御飯買って食べて、清水から高速乗って日を跨いで2時頃帰宅した。
8月の三連休も天候さえ良ければ楽しみたいと思います。
長文を読んで頂きありがとうございます。
今日も一日お疲れ様でした。