今年はいつもより早く桜が開花。
そして、あっという間に満開。
雨も降り、天気が良い日は平日。
気がつけば、ヒラヒラと散り始めた。


なんとか、週末にお花見へ行きたいと
予定を考えていたところに、
実家の母から連絡が…
急遽、帰省することになってしまった。


ならば、実家でお花見を…と思うけれど、
私の実家は南の方なので、
おそらく、散り始めどころではなく、
桜吹雪になっているかもしれない。


帰省が決まってすぐに
「ママ、ばぁばに呼ばれたから
 日曜日は実家に帰るね。
 C君とパパはどうしますか?」
私は2人にどうするか聞いてみた。
すると、2人揃って言ったのは…
「あー、日曜日は夜勤だから無理だ。
 残念だー。」
「僕も行けないな。あー、残念だー。」

残念、残念って。
本当にそう思ってるのか?
面倒なだけだろ!


ま、いいか。


一人で行くのも悪くない。
車の運転は好きだけど、
一人だから高速バスでもいいかな。






前日の土曜日、
バスの予約を考えていた時だった。

ピンコン♫

私のLINEが鳴った。
母からだった。

『明日は来なくていいです!』

「え?マジで?」
私は思わず独り言。
「どうした?」
C君が声をかけてきた。
「明日行かなくて良くなった。
 あー、残念。」
私も思わず、残念と言ったのだが、
「あ、ママも残念って言った!
 本当にそう思ってるぅ〜(笑)?」
C君がからかってきた。
「思ってるよ!ママはばぁばの娘だよ、
 親の心配もするし、気にかけてるし!
 子供が親の面倒を見るのは当然だしねぇ〜」
反撃で、私がそう言うと、
C君が細い目をしながら訴えてきた。
「えー、なんかそれ、僕に言ってます?
 老後よろしくね!みたいな(笑)?」

うふふ。

まんざら嘘でもないが、
どちらかと言うと、Mさんの方が厄介だ。

「ママの老後は心配しなくてもいいよ。
 健康だし、家事も出来るしね。
 それよりアイツだよ、パパ。
 最後にはホームにでも入れていいよ(笑)」

そんな、現実的な?話を笑いながらしてみた。
頼りにしてますよ〜、息子。

よろしく、アイツの事。