子供部屋が完成して、
私の部屋の模様替えも終わった。


そして、キングサイズのベッドは、
Mさんが私と寝ることに!?
まぁ、それは夜にならないと分からない。
形だけ「はいはい」と逃げたが、
本当にどうなるのやら。


模様替えが終わった午後、買い物に出かけた。
C君はお留守番で、Mさんと私だけ。
隣の市まで行く事にした。


週末の昼間、お天気も良く
ちょっとしたドライブだが…
なんだろう??
車酔いかな…ムカムカする。


お店に着いたけど、
私はとても買い物に行けそうにない。

「Mさん、私は車で寝てるから
 買い物は一人で行ってくれる?」
私はMさんにそう言って、
車のシートを倒して、少し横になった。





何でだろう。
昼間食べたラーメンかな?
少し焼豚が変な味だったような…
でも、MさんもC君も食べたし…
それに、こんなに早く食あたりになる??

Mさんが一人で買い物に行き、
私も車で10分くらい我慢したが、
トイレに行きたくなった。

『車に戻って来てください』
私はMさんにLINEを送って、また我慢した。


吐きそう…
お腹も痛い…


鍵を持ってるのはMさんだ。
外からMさんがロックしてしまったのだ。
今ここで私が車から出たら
防犯アラームが鳴ってしまう。
しかも、一人ではトイレまで行けそうにない。

スマホを確認するが、
Mさんは私のLINEに気がついていない。

ダメだ…
私はMさんに電話した。

プルルループルルルー

コールはするけど留守番電話になってしまう。


もう限界だ。
トイレに行こう。

車から降りようとした瞬間だった。
「Aちゃん!どうしたの!?」
Mさんが車のドアを開けて、
私に声をかけてくれた。

あ…助けが来た…

「お腹痛い、気持ち悪いの。
 ト、トイレに連れてって…」
私が必死で訴えると、Mさんも驚いて、
私を車から出してくれた。
「わ、分かった!こっちだから!」

私はMさんに腕を取られ、
引きずられるようにトイレへと行った。


たどり着いた先の小さなトイレの個室。
吐き気と下腹部の痛みに奮闘し、
やっと落ち着いたところで
自分の汚物を確認してみると…

そこには、
真紅の血が溢れ、
ペーパーに紅い花がにじんでいた…



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Merry Xmas

皆さん、

素敵なクリスマスをお過ごしください(^^)

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