​ドカティモンスター400

27歳の時バイクの中型免許を取得した。


バイクの歴史、性能、生産国も知らずこの赤さに一目惚れしてしまった。


一言でインプレッションを言えば


初心者向きではない!


日本仕様のためにエンジンだけ400ccを開発して他のパーツは大型仕様をそのままつけた

モンスターの名に恥じないバイクだ。

なのでFブレーキを雑に握ろうものなら一瞬で

ジャックナイフ状態になる。

コーナーもやたらスポーティでしっかり寝かして走らないと曲がらないので死にそうな経験はたくさんした。

ハンドルのキレ角度は本当に少ない。

ちょっと脇道に入るだけでも大回りしないと

マジでヤバい。


それでもこのスタイルとキャブレターの音と振動はとても魅力的だった♪


身の丈に合わないどこかの令嬢に恋をした気分だった。夏でも冬でも気を遣いながらチョークを引き暖気をし時にプラグを磨いた。

機嫌を損ねると本当にかからない。

機嫌が良いとうだるような暑さでもかかり何事もなかったように走る。

加速は今のバイクに比べれば

強烈にはほど遠い。

スロットルの開度に対して少し遅れて体をもっていかれるようなスポーティな加速は味わえる。

つか慣れないと辛いかも知れない。

スロットル開度、つまり自分の意志より遅れて加速がくるから知らないと危ない。


だが慣れてしまえば良き相棒になる♪

時々、バイク屋さんでもわからない機嫌に振り回されることになるけど良いバイクだ!


ただしこの手のバイクを好きになる人は

変態に違いないし人とは違った

バイクライフを過ごす事になるだろう!


あえてもう一度言おう。

初心者向きではない!