明るい旅情
- *「与那国は世界の中心」
- 非常に心を惹かれたのが、「夕方になるのを待って、ナンタ浜に出て水浴びをする。(中略)夕方の斜めに射す日で見る方が風景だってずっと綺麗なのだ。その光に照らされて、ゆっくりと水をくぐる。」という描写。北海道民にしてみれば、夕方に海に入れるのが羨ましくてならない。夕暮れの海がとろりとしたシロップのように、体に心地よくまとわりつく光景が目に浮かびます。
*「沖縄人のための越境のすすめ」
国境でも、県境でもそうですが、飛行機で空から越境するのと、海や陸から越境するのとではドキドキ感が違います。違う土地に来たんだという実感が、後者の方が強い。いつか沖縄から、フェリーで台湾に渡りたい。
沖縄だけでなく、北から南まで世界旅行の気分が味わえます。