事情により、引っ越す事になりました。

ぶっちゃけ私はオーバー30なのですが

もうゴスロリうんぬん言ってられないと。

服が縮んだのか、私が太ったのか?

多分前者だと思いたい、とりあえず、

全部お洋服が入らない( p_q)

新しい暮らしをするのだ!

よし、断捨離‼

業者さんに来てもらい、引き取ってもらいました。

別れる時に。

業者「お引っ越しされるんですか」
私「はい。」
業者「おもいきりましたね。」
私「ばいばい、私の子供たち。」

では、よろしくお願いしますね、と
言って別れようとしたら、

業者「何かが終わったら、また新しい何かが始まるよ。」

私「じ~ん(iДi)」

深い、深すぎる。

世の中きっとそうなのだろう。

ゴスロリをしていた頃は、本当に周りから奇異の目で見られてた。

でも服を着て歩いてる時は、無敵だった、気がしてて。

なんにも怖いモノなかった。

いつの日か、クローゼットの中身はゴスロリの服でぎっしりになってた。

それと同時に、ちっちゃい頃からコツコツ貯めてた貯金はあっという間に底をつき、それでも欲しい気持ちは募るばかり。

年を重ねて、体型は緩み、来て歩く場所も無く、ただただお洋服達はタンスの肥やしになっていった。

自分でもなぜだかわからない、ただ、
そこにお洋服があった。

私の想い出がぎっしり詰まった業者さんのワゴンに一礼をして、テールランプが見えなくなるまで、車が見えなくなるまでずっと見てた。

新しいなにか、始まるのを期待して。


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