八日目の蝉角田光代さんの『八日目の蝉』を読破した。前情報無しで、貸本屋のじいさんに勧められたから読んでみたんだけどページをめくる手が止まらず1日で全部読んでしまった。特に、不倫相手の子供を誘拐してしまう女性と育てられた子供のそれぞれに自分と重ねてしまうところがあって読んだ後、しばらく動けなくなった。物語の軸になる位女の人にとって「子供を育てる」と言う事は大きな意味を持つものだ。ボクも子供を育てたい。赤ちゃんをこの手で抱いてみたい。