プロとして欲しい報酬の水準はあるのだけれど、それを払えない方もたくさんいる。

そういう方を相手にするかしないかは、その人の判断という事になるが、私は「7割が赤字であると言われている中小企業に元気になってもらいたい。」という開業時の青臭い目標を現在も持っているので、水準を落として契約することもある。

この時に標準報酬をお伝えしたうえで、一定の目標(クライアントの報酬負担力)を超えた場合には標準報酬に自動的に移行する契約にしている。

最近、この条項により報酬がアップしたところ、アップしそうなクライアントが増えており、また、その条項を理由とした契約解除も今のところはない。

今迄と同じ関与度合いで報酬だけ上がるのだ。

ただ、その会社が伸びるかどうかは博打みたいなもんなのだが。。。

ま、いずれにしても最初は我慢は必要だけれど、業績が良くなり気持ちよく標準報酬をお支払いいただけるというのはお互いにとっていいものだと思うのだ。

Note やさぐれ会計士の独り言(短編集)

にほんブログ村 士業ブログ 公認会計士へ
にほんブログ村


【バックナンバー】
やさぐれ会計士の独り言(公認会計士としてのプライド編)