事業計画の妥当性をどのように判断するか??

簡単に書くとこんな感じになります。

①事業計画は取締役会や常務会等で決裁されたものであること。
→経理部が繰延税金資産の回収可能性に問題がないように恣意的に作られてものではなく、会社の意思として決定されたものであること。

②事業計画が企業の経営環境と合致していること。
→たとえば、前々期であれば自動車業界ではエコカー減税やエコカー補助金、家電業界ではエコポイントといった経済政策がとられることが明らかになっていましたので、業績が上がることを予想しても不合理ではないと思います。一方で当期のように各種経済政策が打ち切られ、景気が不透明な状況であるにもかかわらず、著しい増収増益を見込んでいる場合には相当強い心証が必要となります。

③過去の見積もりの精度
→過去会社から提出された事業計画とその実績とを比較して、どの程度の精度があるのかを検討します。
精度が高い会社であれば、提出された事業計画が合理的であるという心証を得やすくなります。

そのほかにも検討することはたくさんあるのですが、全部書くと大変なんでこのへんにしておきます。

正直なところ将来のことは神のみぞ知るところでもありますので、外れることはあります。

しかしながら見積時点において最適な見積を行っているかどうかは監査上のポイントとなります。

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