音ストレスから自分がアスペルガーなのではないかと思い、診療内科にかかった話を以前書きましたが、



発達障害や、登校拒否関連で読んでくださった方が多数いらっしゃったので、登校拒否についてもう少し書いて見ようかと思う。


といっても、私は登園登校拒否はしたけど、親、特に母に無理矢理登園登校させられていたので、不登園、不登校はしていない。幼稚園は風邪かなにかで1日休んだのみ。小学一年生では、休んでないんじゃないかな?

どのくらいの期間、登園登校拒否が続いたのか、よく覚えていないけど、父があとで、


幼稚園のときは、やっとなれたと思ったのに、夏休み挟んだら、また行きたくなくなっちゃって。


と言っていたので、幼稚園は夏休み後、小学校は夏休み前だと思うが、3カ月くらいは続いたんじゃないか。


結果、私は毎朝泣きながらやってくる子供として、幼稚園、小学校で知らない人はいないというほどの有名人となった。

幼稚園、小学校に着いても、朝のうちは、ずっと泣いていたんじゃないかと思う。

先生もクラスメートも、さぞ毎朝不快な思いをしたであろう。

私をどうするか問題で職員会議も開かれたそうである。


また、このような状況で皆様に迷惑をかけながら、登園、登校させたうちの親の精神力も今にして思うだに、どうなっていたのだろう?



じゃあ、なんでそんなに、幼稚園や小学校が嫌だっのか?



誰かにいじめられたのか?



いや、驚くことに、それでいじめられたことはなかった。私は昼近くになると、だんだん泣かなくなり、以外と楽しく過ごしていて、仲良くしてくれる友達もいた。

幼稚園のとき、お絵かきが得意で、私が描いた虎の絵を、男の子たちが、



強そうなトラだな!ガオー!!



なんて誉めてくれたのに、



怖いトラじゃないよ!かわいいトラさんだよ!



なんて言ってまた泣いたりしていた面倒なヤツだったのに、仲良くしてくれて、昔の子供は優しかったなと思う。


いじめられた記憶と言えば、中学生になってから、小学校一年生のときのクラスメートで、医者の一人息子のK君が、


こいつ、小学校のとき、泣きながら学校来てたんだぜー!!


と、別の小学校からきた子に、これみよがしに言われた1回のみ。

K君の妹のKさんが、その十年後、同じ薬局の後輩として入ってくるのだが、


しまさんは、兄と同級生なんですよね?

兄が何かご迷惑かけませんでしたか?

お兄ちゃん、うちの医院を継げって言う、お父さんのプレッシャーが凄くて、すっかりおかしな人になっちゃって。


と言っていたので、これは私の落ち度でいじめられたと言うより、K君の人間性の問題だったようだ。


じゃあ、何が嫌だったのか?


当時も、親や先生に何度も聞かれたけど、私自身、何故毎朝行きたくなくなって、何故昼近くには平気になって、それを毎日繰り返すのか、理由がよく分からなくて、一度も答えられなかった。 


今でもわからないところもあるけど、大人になって、総合的に出した答えは、



知らないところで、予測不能なことが起こる恐怖が毎朝あった。



のではないかと思う。


長くなったてきたので、続きます。